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KINTAさんの机

商品番号tk001102
商品名

KINTAさんの机

価格

¥168,000(税込)

限定数

1

サイズ

W980 mm×D1000 mm×H700mm

素材

木材(天板:けやき、脚:くるみ)

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

一覧表を見る>

納期

1週間程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます
写真の色は実物と異なる場合があります

バイヤーmikayama

本当に個性的な机

またまた「KINTA」さん。
今度は机!

前回の棚もそうですが、やはりパワーのある作品。
> KINTAさんの棚

一番最初に目に飛び込むのは天板のかっこよさ!この風合いどこかで見たことがあるなぁ、と思っていたら、なんと建て壊した古民家の床の間に使われていたケヤキの板を素材にしているそうな。

筋のように見えるのは裏側の反り止めの部分や引き戸のレールの部分。その組み合わせの妙により、オリジナルの天板として生まれ変わらせているわけです。

しかし、この古木の風合いというのは何にも変えがたいものがありますよね。本当に。同じ素材なのに使われていた場所によって、木の変化の様子が変わってくる。それが家とはまったく別の場所で、別の用途で文脈無しに甦る。だけど、なぜか木の風合いから幸せな生活が思い浮かぶ。「木の温もり」なんて言葉では表現できない別のものが、十分に手入れされながら使用された木にはこもる気がします。

また、机の脚も面白い!
僕にはなぜかすごく建築的に見えます。多分、KINTAさんは構造計算なんてしないで作っているのですが、なんか危うくもあり、でも四本の脚が支えあってそうでもあり。決して科学的に証明された構造美という類のものではありませんが、不思議な有機的な質感があります。

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外で撮影してこれだけ存在感のある机もそうないと思うんです

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「味がある」と言う言葉が安っぽく感じる

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雰囲気のある脚


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コラージュのような色使い

あと、色使い。
KINTAさんのモノ作りのやり方自体がコラージュのように、そこにあるものを組み合わせて構成されていくのですが、そこに色が加わることでより顕著に表れます。そして、この色使いがいい意味で「普通に使える」ものに落とし込む要因になっているのかなと。
僕は職業柄か基本的に家具は使用されてなんぼ、と考えてはいるのですが。普通に氾濫しているきれいな家具を見てもいまいち触手が動かない。でも、ただ単純にアート作品です。使えないけどね。と、言われても冷めてしまう。じゃあ、なんで机のかたちをしてるの?と。これは賛否両論あると思いますが・・・。
そのいいバランスが取れているような気がするんですよね。KINTAさんの家具は。圧倒的にモノの力に溢れているのですが、なぜか使用されているハッピーな情景が思い浮かぶ。そんな家具ってそうはないと思うんです。

ちなみに、僕がこの家具を見て思い浮かんだ情景は、「日当たりのよい室内で、緑があって、床が生の木のフローリングで白いニスの塗装がしてあって、壁は漆喰っぽい深みのあるオフホワイトで、このテーブルの上にあったかい紅茶が出てて、・・・。」
妄想がすぎていて若干キモイですが、なんかハッピーです。

当然、こんなお部屋の人だけでなく、僕の期待を裏切るようなかたちでも、ステキな場所で使ってもらえるとうれしいなと思います。


ちなみに、僕たちは毎回商品を紹介するコラムを作者の方と相談しながら作らせて頂いているのですが、このコラムを相談していたときにKINTAさんから一言。
「立体を絵画と結婚させる試みがある。」
もう楽しすぎます!期待大です!
また、ここで紹介できればよいなぁ、と心から思います。
ということで、お楽しみに。


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なぜか違和感のあるたたずまい

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カラーリングのセンスがすごい!

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KINTAさんの家
さて、次はどんな家具がでてくるか