飛び出せ！自分

なんて尖がったグラウンド

「全ての人がデザイナーになる」
そう語ってくれた、newneu.のデザイナー鷲沢さんの一言が、本当にこのnewneu.への思いを端的に表している気がします。

みんなが、デザイナーになって自由に自分を表現していくためのデザイン。言ってみれば、デザインするためのグランド・デザイン。それが鷲沢さんの目指したところであり、このnewneu.が発明的であるところなんだろうなと思うんです。

そして、こんなにシンプルで、しかも尖がっているからこそ、デザインのためのグランド・デザインたりえる。ってことですね。

小学校に通うとき、あんなランドセルじゃなくて、こんなカバンだったら。きっと人生全然違ってたと思うんです。

いままで、カバンの中にしまっていた自分、隠れていた自分が表に飛び出してくる。それこそが、本当にデザインなんじゃないか？なんて、ちょっと深いこと考えさせられたり．．．

今日の自分が何をするのか、誰に会うのか、どこで戦うのか。それに合わせて、武器を装着して出かける。

このカバンは、自分以上に雄弁に自分を語ってくれる存在になるはずです。

きっかけは．．．？

それともう一つ、このカバンオフィシャル・パーツ、かわいらしいワッペン（アートピース）の存在。きっと皆さん気になりますよね？

実はこれこそが、この発明を生み出してしまった直接のきっかけなのだそうです。

このアートピースのアートワークを手掛けているのは、アーティストの天野タケルさん。
> Takeru Amano

元々は、天野タケルさんとのコラボレーションでカバンを出そうという話だったそうです。ただ、アーティストの作ったワッペンには、後々価値が出てくるだろうと考えた鷲沢さん。それがカバンに固定されてしまうのは、もったいない。

だったら、自由に取り外しができるようにすれば．．．？
というのがこの発明のきっかけだそうです。

そこで、目をつけたのが、NASAの宇宙服にも使われているベロクロ。今はカバンという形で、一つの完成品になっているけれど、このコンセプトは他にも無限の可能性を秘めています。

すでに特許も申請しているこのプロダクト、さらに今年のグッドデザイン賞も受賞と、今後の展開もとても楽しみで目が話せません。

そして謎だ．．．鷲沢さん

こんな素敵なプロダクトを生み出してしまった鷲沢さん。

鷲沢さんの会社、Corrocheではこのnewneu.の他にも、色々なことをやっていて、そのバイタリティーは、なんかすごそうです。

高円寺出身の鷲沢さんが地元高円寺で出している、SALというお店は、このnewneu.以外にも、コアな商品が揃っているかっこいいセレクトショップ。
> SHOP SAL BLOG

その他にもクラブ系のイベントをオーガナイズして、海外からアーティストを呼んでいたり。

さらには、昼は全く別の顔を持っていたり。
もう、かなり謎。

こんなプロダクトをキチンと形にできるのは、そんなバイタリティーの賜物なんでしょうね。すごいっす。
> newneu. オフィシャルサイト

ハマってます．．．

いや～ぶっちゃけ、めちゃめちゃハマってます。
このnewneu.。ボクもMONO-MEを愛用してるんですが、ホントに楽しい。

まだ、買ったばかりなので、数パターンしかカスタマイズできてないですが、恥ずかしながら公開しちゃいます。（っていうか、ちょっと見せたくなっちゃう。）

まずは、ウチのスタッフから余っている毛皮がゲットできたので、利用してみました。結構インパクトあります？買い物とかしてると、たまに声を掛けられます。ちょっと楽しいです。

それから、スパンコール。これもちょっとお気に入り。

凝れば凝るほど、工夫すれば工夫するほど、愛着も湧くし、ホントに楽しいnewneu.。もう大ファンなんですが、そんなに凝らなくても楽しめます。例えば写真のように、ビビッドな色のマジックテープも売ってるんです。これを買えば、切って貼るだけで簡単にカスタマイズが可能。しかも結構かわいいでしょ？

などなど、これからもちょくちょくカスタマイズしたボクのnewneu.をここで公開したいと思います。ヒマがあったら見に来てください。

っていうか、買ってください。ホントに楽しいので。