レッツ・カブト!
商品番号 | tk003400 |
商品名 | 折りカブト (ORI – kabuto) |
価格 | 折りカブト : ¥7,245(税込) |
限定数 | 販売終了 |
サイズ | 折りカブト : おおよそW375mm・H190mm |
素材 | 折りカブト : フェルト・皮革 |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | |
納期 | 折りカブト : 約3週間 (受注制作) |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます |
バイヤー | ヤナギサワ |
レッツ・カブト!
見えましたか?かすかに感じ取れましたか?
「新聞紙」ではなかった!これが答え。
新聞紙を模したこの素材は、実はフェルト。
フェルトに新聞紙さながらのプリントが施されているのです。
しかも。ありものの新聞をただプリントしているわけではなく。
記事内容までが全てオリジナルで構成し直されているのです。
参りました!芸が細かすぎます。
さて、まずはかぶってみました。
かぶりものはかぶってみてこそ。
ちゃんばらごっこをしたくなるような、走り出したくなるような、
そんな気分がうずうず。
加えて、ふんわりとした着用感と革でできた首ヒモが織り成す
見事なフィット感。かぶっていることを忘れてしまいそう。
オリジナルの記事と聞いて、どれどれとつい読んでみたくなる
大人興味の合わせ技で、ギブ!
あーでもないこーでもないと思い出しながら
改めて、本物の新聞紙でもカブトをつくってみたんです。
おおお!まるでいっしょでした。
サイズといい、折り重ね具合の表現といい。
違うのはやっぱり、走っても暴れても決してズリ落ちないすばらしいフィット感とフェルトのあたたかな風合いに尽きるのです。
革ひもをキュっと絞り上げるその瞬間、大人にも急に笑顔のスイッチが入ってしまうから不思議です。どこかに少しだけ残っていた子供心が動き始めてしまうのでしょうか。
帽子として当たり前に街で見かける日がこないものか?
遊び相手を見つけるための目印にならないものか?
なんて、とてつもなくハッピーな世界をしばし夢想。
でもね、うんちくはたぶんかぶった瞬間にすっ飛んでいくもの。
なにはともあれ、楽しい気分はウソをつかない。
親子での鬼ごっこだって、仲間とのパーティーだって
ちょっと気むずかしいあの人へのプレゼントだって。
見る見る間に愉快な表情があふれ出すはずですよ。
つくる、わらう、ふたり
文具や玩具をモチーフに、なつかしい記憶を辿るような作品をつくられているのはユルリクのおふたり。
オオネダキヌエさんと池上幸志(バナナオ)さん。
どんなアイテムも100%ふたりの手を通して制作されています。
廃校の教室をアトリエに、キラキラした陽だまりのなか笑顔に包まれてつくられる作品は、実際に手にとったときにもたっぷりの愛情を感じずにはいられません。
教室の机、放課後の風景、全てが発見だった帰り道。
忘れかけていた記憶を呼び起こすような、大人たちの記憶のなかの共有モチーフを、生活にすっと取り込める身近なアイテムに落とし込むアイデア。それをひとつひとつ形にする技術。
もともとふたりともテキスタイルやステーショナリーのデザインに携わってこられたので、基本となる感覚はすでにもっている。
100%手づくりの実現は、池上さんがおばちゃんたちに囲まれながら、男一人カルチャースクールでミシンを習いに行ったところから始まったそうです。糸のセットさえできない状態から。
そこからもちろん革職人の学校に通われたりと技術は高度に前進していくのですが、このエピソードからスタートして、いまたくさんのアイテムが生み出されている現実。そのほほえましいストーリー全体が、ユルリク独特のやわらかい空気感につながっているんですね。
注文を受けてから1点1点つくられるこのカブト。
プリントの内容や各部位に出てくる記事の配置は、1点ずつ異なる可能性がありますが、それもお楽しみということで。
サイズが気になるあなたは新聞紙でぜひ試してみてください。
大人がしっかり深くまでかぶるサイズではありませんが、なにせ首ヒモがあります!こどもにはぴったりかわいくおさまるサイズです。
定期的に開催されている展覧会は、ご覧のとおり
おふたりの世界を堪能できるすてきな場になっています。
ユルリクの活動はこちらから > yuruliku
そして新たな新聞シリーズ!
折りカブト同様、新聞プリントのフェルトを使って
また新たな作品が生まれました!
名づけて「ニュースリッパ」
2008年3月に行われた
「くらしのスリッパ」展に合わせて発表されたスリッパです。
これまた、新聞紙をチョキチョキ切り抜いた1枚の平面から
立体化された形状が忠実に再現されていますよ。
もちろん、写真から原稿まで完全オリジナルでつくられた
ユルリク特製「寄道新聞」が使われています。
しかし、カブト=新聞紙の連想ゲームはパッと思いつくけれど
スリッパに新聞紙を使ったのはなぜ?
ちゃんとメッセージがありました。
海外の旅先で日本の新聞を見て妙にホッとする経験。
それをヒントに、旅先の部屋の中で足元からリラックスする、がコンセプト。世界のいろんなところへ連れていきたくなる、新聞をそのまま丸めたイメージのスリッパ。
たしかに、スリッパだけでも自前のモノを持って行くと、ホテルの部屋が少しだけ自分の家に近付く感じ、わかります。
そのスリッパが日本の新聞でできていたら、ふとした瞬間和める予感もあります。
持ち歩くのにぴったりな収納袋がついて、軽さも備えて、旅先での「ホッ」までついてくる。
連れ出したい気持ちがウズウズしてきたら、ぜひ!
※在庫切れの場合も、受注制作で対応させていただきます