Englishカートを見る

オレル?

商品番号tk009403
商品名

コラージュシリーズ5種類入りセット
ファニーフェイスカード5種類入りセット

価格

コラージュシリーズ:¥770(税込)
ファニーフェイスカード:¥550(税込)

限定数

サイズ

コラージュシリーズ:135mm×145mm
ファニーフェイスカード:145mm×145mm

素材

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

164円(DM便でポストへお届けの場合)
宅急便の場合はこちら >

納期

1週間程度

備考

コラージュシリーズ5種類入りセットは、各3枚、合計15枚入りです。
ファニーフェイスカード5種類入りセットは、各2枚、合計10枚入りです。
この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。

バイヤーチバ

裸婦???

こんな折り紙があったとは。

鳥でしょ、兎でしょ、鬼でしょ...
字で見ると、ありそうな折り紙だけど。

イヤイヤ、どれも目が人の目!
兎は花柄、っていうか花の写真
翡翠(かわせみ)の目もなんだか物憂げ。

極めつけに、裸婦の折り紙。
折り紙で裸婦なんて、見たことあります?

これ、cochae(コチャエ)が作っている折り紙なんです。
その名も「コラージュ」。

またしても、見た瞬間にやられました。

名前の通り、写真がコラージュされているこの折り紙。
捨てられてた雑誌を、コンピューターとかじゃなくて、カラーコピーで何度もコピーして作ったというこの絵柄は、独特なザラっとした質感と、効きすぎちゃったコントラストに、本当にやられます。

まるで、初期のカラー映画かアバンギャルドな実験映像かというこの質感。

でも、出来上がりをよく見ると、翡翠の細い足。かわいすぎ。
鬼も意外とファンキーだし、裸婦は...本当にやばいです。

このザラっとした質感!どれもかなり気になります!

上から順に、鬼、裸婦、翡翠、兎、鳥


dot_line.gif

しかし、ナメてはいけない

と言うことで
さっそく折ってみましょう。

まずは、「鬼」!
これが気になる。

5種類入ってるコラージュシリーズの中で、一目見たときから作ってみたかったのが、コレ。
で、どれどれ? と取り出して...

目を疑いました。

セットの中には折り方の図が入っています。
左の画像のような感じです。

が...
ズラーっと並んだ図!その数、なんと64番まで。
て、手ごわいね...

他のは、20から30番ぐらいまでみたい。

そして。
折りました。折りましたよ。

っていうか、悩みました。「難しいです」とは聞いてたけど、これは... 聞きしに勝る難しさ。

ボクは1時間半ぐらいかかりました。
脳が軽く汗ばむ感じ。

でも、これが楽しい!
完成すると、軽くスポーツをしたような心地よい疲れと、達成感!これは癖になるかも。

皆さんも、是非やってみてください。

まずは手を洗って(結構汗ばみます)
おやつとお茶も用意しましょう。
脳が疲れるので、おやつは甘いものがいいのかも。
手が汚れないものを選ぶといいですね。

ちなみに。
図がありますが、複雑な折り方があるので、分からない部分も結構あります。

ボクは元々建築とか立体造形とかやってたので、こういうの得意な方だけど、中には完成までたどり着けない人もいるかもしれません。

ということで、急遽思いつきました。

密買東京で買ってくださった方には、特別サービス。
どうしても、どうしても、○○番が分からん!
という方は、メールください。
ボクが折り方の写真を撮っておくので、それを送ります。
(でも間違ってたらゴメンナサイ)

カラーで見れば、きっと分かりやすいと思います。


こんな折り紙見たことない

結構細かく手順が載ってますが... 難しい...


dot_line.gif

折り方のない折り紙

いやー。
難しかった。コラージュ恐るべし。
楽しいけど。

では、こちらは?

cochaeの折り紙で、もうひとつ気になっていたのが、これ。
「ファニーフェイスカード」

こちらは一転、折り図がありません。

裏側を見てみると...
「じゆうにおってみよう!いくつカオができるかな?」
って書いてあります。

そう、これは折る人が自由に折っていいみたい。

ではでは。さっそく...

...
...

 
意外と勇気が要りますね。自由って。

ピンとしたキレイな紙に、最初の折り目を入れるのは
どうも性格的に苦手でして...

とも言ってられないので、エイッと折ってみます。

うーん...
簡単かと思ったけど、意外と顔にならないもんだ。
なんて思いながら少しずつ折ったり、また開いたり。

お!
1つめの顔ができたみたい。
よし、もう一度開いて...

なんて、やること数回。
ちょっと厚めの紙なので、かなりピンとしてたけど、だんだん折り目が沢山入ってきて、フヤフヤになってきます。
でも気にしない、気にしない。

いくつか顔を作っていくと、前の折り目で勝手に曲がったりして、思いがけない顔が出てきたり。

うわー、間抜けな顔が出てきたー。
なんて思いながら折っていたら、あっという間に1時間。

これは、親子でやったら楽しそうです。
病院の待合室とかにあったら、嬉しいかも。

大人だってカバンに1枚入れておけば、待たされてイライラしたときも、長くて退屈な会議中にも、それから出張のお供にも。東京⇔大阪ぐらいなら、充分に楽しめます。

そうそう、裏面はメッセージカードになっています。
こんなカードで文通なんて、楽しすぎる!


こーんな沢山の顔が作れる!どれも愛嬌たっぷり!

裏はメッセージカードになってます!

フヤフヤになっても気にしない、気にしない
こうなると、折らなくても表情が見えてきますね


dot_line.gif

cochaeの仕事

こんな楽しい折り紙を生み出したcochaeは、岡山出身のお二人、軸原ヨウスケさんと武田美貴さんのユニットです。

元々、映像の勉強をしていた二人が折り紙を始めたのが2003年。当時はもう一人、光森康郎さんという方もいて三人組だったのだとか。

今回紹介させてもらった2種類以外にも、色々な折り紙を出していて、どれもかわいくて、ちょっと笑っちゃう、気になる折り紙が沢山。

それ以外にも、折り紙の本を出したり、手ぬぐいとかTシャツとかも。それから、デザインの仕事なんかもされていて、「あそびのデザイン」をテーマに活動されてます。

以前から、こけしみたいな民芸品とか、古典の世界をポップに昇華させることに興味があったというその作風は、確実に今なんだけど、色合いとか白黒画像のコントラストとか、民芸などからの影響なんかも色濃く感じる気になる存在。

ファニーフェイスを折って顔を沢山作りながら、コラージュシリーズのザラっとした映像の感じと、この民芸的なコントラストを思い出していたら、なぜかちょっと岡本太郎を連想しちゃいました。

いやいや、cochaeのお二人はゆるーい感じが心地よくて、爆発な感じでは全然ないんですが。

でも、まだまだ色々面白いものが飛び出してきそうな予感で、これからも楽しみです。

> cochaeのホームページ


直島のギャラリー「嶋屋」での展示風景
(平成21年4月12日まで)

折り紙の折れない人でも作れる「オレオレナイシリーズ」
アメリカ、カナダで限定販売中

ミュージシャンAYUOのジャケットデザイン

香港で開催されたキティーちゃんの展示会の様子
1枚でキティーと猫が両方折れるそうです