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都の賑わい

商品番号tk019703
商品名

和片 洛中洛外図

価格

¥330から¥2,200(税込)
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限定数

なし
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バイヤーチバ

賑やかに

「和片(わっぺん)100」
その名の通り、その数なんと100種類。

まるで昔の都からそのまま抜け出してきたような、活気ある楽しげな表情の人・動物・物たちが描かれた、小さな小さなワッペンです。

思わず和んでしまうその表情。
ひとつひとつの和片も、すごく魅力的ではあるのですが、なんと言っても恐るべきこの数が楽しすぎます。

でも、逆に数がありすぎて。
紹介させてもらいたいけど、こりゃどうしたものかね、と。

んー...
となっていたのも事実。

で、結局どうしたかと言うと...
お願いをしてしまったわけです。

全部紹介させてください。 ...と。

まるで昔の京都の街からそのまま抜け出してきたような、活き活きとした表情の人・物・動物が、なんと100種類。

以下、ずらり100点並べてみました。
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活き活き、国宝級

さて、この和片に描かれた昔の人々。
よく見れば、誰一人として、じっとしてはいないのです。

踊る人、漁をする人、笛を吹く人、物乞いをする人なんていうのもいて、誰もが今まさに何かをしている。

それが活き活きとした表情で、トボけた味わいも出しています。

今回紹介する和片は、いくつかあるシリーズの中の、「洛中洛外図」というシリーズです。

たぶん、日本で義務教育を受けた人であれば、誰もが教科書で見たことがあるでしょう。

上から俯瞰した京都の街並。
雲の間からその街並が顔を覗かせ、そこに人々が暮らす様子が描かれた、京都の風俗画が、「洛中洛外図」。それが屏風に描かれている写真は、教科書に必ず載っていたのではと。

そんな洛中洛外図は、室町時代から江戸時代にかけて、色々な人が描いてきたようですが、中でも傑作とされ、国宝にも指定されているのが、狩野永徳が安土桃山時代に描いた「上杉本」と呼ばれるものだそうです。

どんなだったかなと、画像を手繰って改めて見てみると。
なるほど、京都の街中や郊外で生活する人々の様子が、精緻に描かれているだけでなく、実に活き活きと描かれていて、現代のマンガにも通じるほど。

可笑しさ、可愛らしさもあって、今見ても充分に楽しめます。

今回の和片は、この「上杉本」の洛中洛外図をベースに、そこに描かれている3,000を超えるとも言われるモチーフから抜き出した100点を刺繍で表現したもの。

しかも、単純に抜き出しただけではなく、和片のために大幅に描き直して、刺繍糸の送りや密度、方向、色、パターンなどを試行錯誤。そうやって生み出されたのが、この和片なのだそうです。



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「京東都」で、きょうとうと

京東都。
それが、この和片を展開しているブランドの名前です。

読み方は、「きょうとうと」。
頭では分かっていても、なかなかすんなりとは読めないものです。

それもそのはず、名前の中に見え隠れする、「京都」、そして「東京」という見慣れた地名。

日本の伝統文化の象徴である「京都」。
そして、日本の今を表す存在、「東京」。

2つの象徴を融合した京東都という名前には、日本の伝統文化を新しく生まれ変わらせ、東京から世界へ発信するという意味が込められているそうです。

そんな京東都は、京都伝統の刺繍を中心に、プロダクトを生み出しているブランドです。

運営をしている株式会社ドゥオモは、刺繍工場を主体として活動をしている会社で、他にも東京を拠点にインポートブランドを扱ったりもしているのだとか。

実は、良く知らなかったのですが...
日本の伝統的な刺繍の産地としては、この京都と、加賀、そして江戸の3つが有名で、中でも京都刺繍は、飛鳥時代に大陸から伝わった刺繍の技術に日本独自の技法が加わり、平安時代に縫部司(ぬいべのつかさ)が京都に置かれることで発展したそうです。

そんな京都刺繍の伝統を受け継ぐブランド京東都で作られる和片は、安土桃山時代に描かれた京の文化が、平安時代に花開いた刺繍の技術で、現代に表現され、そして日本から世界を目指す。そんなプロダクト、なのですね。

そして、そのデザインを担っているのが、3MIN. GRAPHIC ASSOCIATES(有限会社スリーミン)。

単にデザインを請負っているのではなく、毎シーズンのコンセプトの立案からデザイン、そしてプロモーション、さらに販売にまで参画することで、そこから得られたフィードバックを新しいデザインとして生まれ変わらせる。

そんな3MIN.の動きもあって、この活き活きした表情の面白さが生まれているのかもしれませんね。

 
ということで、京東都、そして3MIN.のサイトも含め、この世界観を楽しんでいただければ。

> 京東都 KYO-TO-TO

> 3MIN. GRAPHIC ASSOCIATES