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懐かしい音が鳴る

商品番号tk026003
商品名

kinoto Wood Horn

価格

kinoto Wood Horn
 TALL:¥19,440
 S:¥7,020
 L:¥10,800
 WIDE:¥21,600
※全て税込価格

限定数

サイズ

TALL:w115mm×d285mm×h227mm
S:w230mm×d148mm×h65mm
L:w314mm×d217mm×h65mm
WIDE:w510mm×d370mm×h120mm

素材

合板

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

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納期

1週間程度
※量産ができないため、一時的に欠品する場合があります。(欠品の際には、ご注文時に納期をお知らせします。その場合、お届けまでに1~2ヶ月程度お時間をいただきます。)

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。

バイヤーチバ

アンプラグドなスピーカー

「まだ売ってないんですよ。」
初めて見たとき、このスピーカーは試作の段階でした。

上にあけられた細長い穴に、iPhoneを差し込む。
すると、大きく開いた口から、どこか懐かしい響きが聴こえてくるのです。

実はこれ、iPhone用のスピーカーですが、電気を使いません。言うならば、アンプラグドなスピーカーなのです。

とは言え、音量は大きな空間でなければ充分に聴けるレベル。
角が取れた印象のその音は、丸くて優しい雰囲気です。

kinoto Wood Horn TALL
見たことのないこのフォルムは?

こんな風にiPhoneを差し込んで使うスピーカー。
なんと、電源を使いません。

ちょっとかわいい形と、木の質感がインテリアにも合いそう。

iPhone差し込むところをアップで。


dot_line.gif

懐かしい違和感

見慣れぬ形と、懐かしい感じの音が気になって、思わず足を止めたのは、とある展示会でのこと。

ずらり並んだ試作品の数々。
その前で、楽しそうに説明をする男性が2人。
それが、この商品「kinoto」の開発を手掛けた、原田佳文さんと、紡(TSUMUQ)の土本浩孝さんでした。

実はiPhoneの下にはスピーカーとマイクの2つの穴があるのですが、それをステレオのスピーカーだと勘違い。初めは左右に音が分かれるように作っていた...なんていう、面白エピソードも交えながら、説明をしてくれた原田さん。

40台半ばにして、全くの未経験で木工の道を志し、勉強を始めたという原田さんが、スピーカーを作ることになったきっかけは、JBLのParagonという巨大で複雑な、伝説のスピーカーを自作で復元したところからでした。

そんなとき、かねてからの遊び仲間だったという土本さんとの対話の中から生まれたのが、このiPhone用のスピーカーのアイデア。

全て原田さんが手作りしているkinotoは、シンプルな構造ながら、ちょっとした隙間があっても、音が逃げて鳴らなくなってしまうそうで、苦労しながら何度も試作を重ね、やっと製品化に漕ぎつけたのだと言います。


kinoto Wood Horn L
こちらは、一転シンプルな形。

大きなスピーカーに、こんな形の口が付いてたの、見たことありますよね?

こちらもiPhoneを差して。電源要らずなのでアウトドアなどにも良さそう。

写真が分かりづらいですが、左がL、右がS。大きさの違いはこんな感じ。音の特性も違うので、お好みの音楽に合わせて。


dot_line.gif

形変われば、音も変わる

今回、紹介するkinotoは4タイプ。
どれも仕組みは同じで、ホーンと呼ばれる形をモチーフに。
形状や大きさによって、音にも個性が表れます。

まず、一番目を引くのが、TALLタイプ。
kinotoの中では中ぐらいのサイズですが、音も中音域を中心としたバランスになっていて、ジャズやアコースティック、ボーカル曲などに良く合います。

逆に、一番シンプルなのが、SサイズとLサイズのタイプ。
こちらは、iPhoneの音をストレートに増幅するので、ロックからクラシックまで幅広く使えるそうです。サイズが大きい方が良く鳴るので、聴き比べるとLサイズを買う人が多いのだとか。

そして、一番大きなサイズが、WIDEタイプ。
大きくなるほど、音の増幅も大きくなるので、広めの部屋で使うならこちらのタイプがお薦め。こちらも中音域が強調されるタイプなので、アコースティックな音源などに向いています。

実際に鳴らしてみると、どれもiPhoneから出ているとは思えないほど、柔らかくて伸びやかな音がするのに驚きます。

どこか懐かしいような音色なので、ハードな音楽には向かないかもしれませんが、休日に読書に耽りながら聴きたくなるような、そんな優しい音がします。

電源も要らないので、室内だけでなく、アウトドアやピクニックにも。お好みの音楽やシチュエーションに合わせてタイプを選んでいただけたら嬉しいです。


kinotoと紡、そして原田さんのサイトも合わせてどうぞ。
> kinoto
> 紡
> 木工房あちゃちゃわちゃちゃぎっちょんちょん


kinoto Wood Horn WIDE
一際大きいタイプです。広めの部屋ならこちらを。

のどかな感じのいい音が鳴ります。

後姿は、ちょっと特徴的。

常滑にある、紡(TSUMUQ)の店舗「STUDIO 35」。レトロな雑貨に混じってkinotoがあります。実際の音が聴けるので、お近くの方は店頭で。