確信犯「ピン子」
前にも書きましたが「エコ」という言葉が嫌いです。
この言葉がもつ比重が大きくなりすぎて、本来的にその作品がもつストーリーをけがしている気がするし、逆になんらストーリーがない商品(そんなモノはないと思いますが)でもこの言葉で正当化されてしまうような気がするから。
さて、このボーリングピンに似た人形のようなもの。
名前は「ピン子」といいます。
ボーリングピンに似ているのは当たり前で、ある福岡のボーリング場から廃ピンの再活用を考えてもらえないか、との依頼を受け制作されました。なので、ボーリングピンに似ているというか、本当にボーリングのピンです。
さっくり想像するにとてもきれいなストーリーで天邪鬼な僕は怪訝な顔をしながら作者のフォームレスデザインの2人を問い詰めるんです。なんだかんだ数年の付き合い。そんな簡単なストーリーのもとに制作をしているとは思えないので。