映し出す服

早くも3度目を迎えたパリでのコレクション。
そのショーは、緊張感に満ちた場でありながらも、表現の楽しみを感じさせ、伸びやかな印象を受けるものでした。

それは、過去2回行われたパリでの発表はもとより、それ以前のどのショーでも感じなかった空気。

とはいえ、現地ではなく、PCのモニタ越しにしか体験していませんが．．．

そこに展開していたのは、まるで舞台作品を見ているような気分にさせられる世界。

「ショーでしかできない表現をしたい」
かつて、発表の場をインスタレーションからランウェイショーへと移す決断をした時、そう語っていたのが思い出されます。