Kimさんのシャンデリア
商品番号 | tk001303 |
商品名 | Dolls Chandelier Books Chandelier Cans Chandelier |
価格 | Dolls Chandelier:¥81,900(税込) Books Chandelier:¥291,900(税込) Cans Chandelier:¥291,900(税込) |
サイズ | Dolls Chandelier: W約450 mm×D約450 mm×H約450mm Books Chandelier: W約500 mm×D約500 mm×H約500mm Cans Chandelier: W約500 mm×D約500 mm×H約600mm |
重量 | Dolls Chandelier:約1Kg Books Chandelier:約20Kg Cans Chandelier:約5Kg |
素材 | Dolls Chandelier: 人形、ワイヤー、ビニールテープ、糸 Books Chandelier: 本、ろうそく、鉄製パイプ、ビニールテープ Cans Chandelier: 空き缶、自転車ホイール、クリスタル、造花 |
限定数 | 各1点ずつ |
支払方法 | 振込(先払い) |
送料 | 一覧表をみる(PDF) > |
納期 | 約4週間 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 写真の色は実物と異なる場合があります。 |
バイヤー | チバ |
ヤバい!妄想が止まらない
ある日、いつものように、誰もいない真っ暗な部屋に帰って、電気のスイッチをパチリ。その時、部屋の照明がこんなことになっていたら?
犬、猫、鳥や、女の子、ブラウン管を所狭しと走り回ってたあの猫やあのネズミ、大活躍のあのヒーロー、世界的に有名なダックやドッグやあのマウス、テレビでおなじみのあんな顔、こんな顔から、トロールまで。誰だ?こんなことしたのは!??
コドモ帝国の逆襲か?反乱軍?コドモ・ゲリラのしわざ?
あるいは、ハンガーを集めて巣を作るカラスみたいに、ぬいぐるみで巣を作る新種の鳥か?はたまた巨大なミノムシの家なのか?
見た瞬間、そんな妄想が頭の中を駆け巡ってしまうこの作品。
(いや、ボクだけかもしれませんが...)
ただのぬいぐるみの寄せ集めではない、一体になった時のこのパワー。命を宿さないぬいぐるみが、まるで有機物になったみたいな...
眺めていると、そんな気がしてきます。
きっと皆さん気になるでしょう?誰が、どんな人がこんな作品を作っているのか。子供なのか大人なのか。そしてどんな風に作っているのか。
ほら、また妄想が頭をグルグルと駆け巡り始めます。



あれも、これも、ヤバいです
こんなビックリ・かわいい作品を作っているのは、Kim Songhe(キム ソンヘ)さんというアーティスト。
そんなキムさんの作品の中から、今回紹介する作品は、まず3点。
なんと言っても、大ファンになってしまったのは、ぬいぐるみのシャンデリア「Dolls Chandelier」。まるで、子供部屋のオモチャ箱から人目を忍んで、こっそり飛び出たぬいぐるみたちが遊んでいるような。
そして時を忘れて遊んでいる、その時、「あ!人が来た!」
なんて瞬間にも見えてくる。(あ、また妄想が...)
一目見た瞬間に、完全に虜になりました。
それから、積み重なった本がそのままシャンデリアになってしまった「Books Chandelier」。
ぬいぐるみとは打って変わって、ちょっとゴシックな雰囲気漂う、重厚な感じ。
と思ってよくよく見ると、本の内容やタイトルに、思わずクスっと笑ってしまいます。
さらにすごいのが、超ジャンクで超キラキラの「Cans Chandelier」。これは丸ビルのH. P. FRANCEのウィンドウ・ギャラリーでの展示に合わせて、スワロフスキーとのタイアップで作られた、クリスタルきらめく作品。
自転車の車輪から下がるクリスタルがロマンチックにきらめき、その下には白く塗られた空き缶や、皆さんおなじみのあのダックやドックやマウスたち。
さすがKimさん!っていう感じの作品です。
今回の3点については、すでに出来上がっている作品ですが、通常Kimさんは、大きさの指定を受ける形で依頼を受けて、作品を作るそうです。なので、この3点以外にも、ご希望をいただけば、Kimさんに作ってもらうことが可能です。ご連絡はこちらから!



自転車とぬいぐるみ
素敵で、かわいくて、ちょっと笑えて、でも無邪気な中に毒も持っている。そんな作品を作るKimさん。
どんな人か、めちゃめちゃ気になりますよね?
Kimさんは、夜な夜なぬいぐるみたちが集まる、秘密のパーティーに出かけては、ぬいぐるみたちと遊んでいるそうです。というのは冗談ですが(だと思うんですが...)、Kimさんの日常はぬいぐるみと、自転車がキーワードみたいです。(Kimさん、違ってたらすみません。)
シャンデリアなどの作品を作るとき、ほとんどの工程を自分で作ると言うKimさん。必要になる色々な材料を求めて、西へ東へ。その足になるのが自転車だそうで。ボクもこの前、自転車で走り去るKimさんに道端で遭遇しました。
そんなKimさんの作品作りは、驚くことにというか、予想通りというか、設計図的に考えてから作るわけではなくて、集まったぬいぐるみたちなどの素材を見て、直感的に誰がどこに来るのか、パッとイメージできてしまうそうです。
そしておもむろに作る。
出来上がった作品の混沌の中にも、ストーリや有機的なつながりをすごく感じるのは、きっとそんなKimさんにしかできないような、神業的な作り方に秘密があるような気がします。だから、こんなヤバい作品が出来上がる訳ですね。



Kimさんて!?
織田デザイン専門校で、服飾のデザインを勉強していたKimさん。でも、服を作るのは、色々な制約や、1つ1つ辿らなくてはいけない工程もある。だから、ちょっと息苦しくて苦手だなと思ったそうです。
そして、シャンデリアの作品を作り始めたKimさん。きっかけは、ぬいぐるみのシャンデリアってないけど、あったらいいな。っていう、シンプルな発想。
ま、普通は考えつかないですけど...
そして、作った作品がきっかけで、いきなりLOVELESSから大型作品のオファーが!さらにその反響で、香港から作品のオファーが!
ボクら普通の人間からすれば、想像もできないことですが、Kimさんになら、そんなことも普通に起こる気がしてしまいます。
そう、作品を作るときと同じ。設計図なんてないけど、いきなりできてしまう、あの感じなんでしょうね。
。
だから、きっと本人には作っているモノが、アートだとかなんだとか、きっと全然重要じゃないんでしょう。実際、あんまり興味ないみたい。
あくまでも無邪気に作る。でも、そこが最大の魅力。だからヤバい作品が出来てくる。
そんなKimさんは、本当にアーティストだな。って思います。
KimさんのHPもかわいくて、すごく素敵です。是非見てください!
Kim Songhe|キムソンヘ
展覧会情報
H. P. FRANCE
東京丸ビルの1階 H. P. FRANCEのウィンドウギャラリーをKimさんがジャック!(7月26日まで)
「Books Chandelier」と「Cans Chandelier」も展示中です!



