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靴が笑い出すって聞いた事ありますか?

商品番号tk003205
商品名

S3 (ホワイト)

価格

¥29,000(税込)

限定数

販売終了

サイズ

21cmから28cmまで0.5cm刻みで受注制作可能

素材

レザー

支払方法

先払い
銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

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納期

約1年半(仮予約が2足たまった時点から)

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。

バイヤー松尾

彼は奇を衒わない

永年お付き合いさせて頂いているKoさんの靴は
私の期待をを裏切らない。いつも予想以上の結果を残してくれます。

靴が主人を裏切らないってどう云う事?と仰るが、
靴の本懐は第一にご主人の足をお守りする事。

しっかりとした手仕事は、永く使う事で更に深みを
増します。永年連れ添った夫婦のように「ミギ ヒダリ」
と歩んで行くのです。しかも歩みの芯がぶれない。

一見、アバンギャルドに見られがちな彼の靴は
マイスターにも評価が高い。
パリのマレ地区にあるANATOMIKA【アナトミカ】の
ご主人ムッシュ・ピエールが示した反応は印象的です。

「その靴は誰が創った?」「日本の伝統的な形なのか?」
矢継ぎ早に質問した挙句、「靴を脱いで見せてくれ」

じっくり見た後「軸がしっかり通っている」と。
物創りにうるさい仏国で一目置かれる人だけに
印象的な出来事でした。

職人としてしっかり基礎もある彼の靴創りは、既成概念に
縛られない何処か微笑みの要素を孕んでいます。
冒頭の写真で靴が笑っていると申しましたが、
彼のアトリエでカメラ越しに写る靴が本当に笑っている。

「靴が笑ってますね!」この言葉、靴職人にとっては
[靴を履くと、はき口の所が押し広げられた感じに開く現象の事]
を云うそうなのです。素人の私は知る由も無いこの言葉
職人としては嬉しくない言葉の筈ですが、笑って「よく言われます」
私の真意を汲んでいたかは定かではありませんが
私の言葉も又真意、
彼の物創りは伝統の更に先を見据えているようです。

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二人(足)揃って大笑い。こちらは26cm。

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こんなアトリエから次々と素敵な靴達が生まれます。 (26cm)

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本当に夫婦漫才みたいです。話の芯まで伝わって来るよう。 (24cm)

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馴染んでくるとこんな感じに。Koさん自身も愛用です。


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靴で繋がるみんなの輪

Koさんが精魂込めて創る靴は
不思議と出会いも運んでくれるのです。

東京R不動産のスタッフでもある私はKoさんの靴を履いて
日夜物件探しに奔走します。そんな中、Koさんを介してご縁を頂いた素敵なショップをご紹介致します。エリアは全て東京の東側。
これからの可能性を感じさせる粒ぞろいのスペースです。

まずは【八百コーヒー店】
Koさんのお姉様ご夫婦が
ビル一棟を購入しリノベーション、1階がカフェになっています。
本当に薫り高いコーヒー、ロールケーキも楽しみの一つです。
地元の感度の高い人々が情報交換に集まって来るので、そんなお隣さんとのお話も楽しいですよ。自然と友人が増えるお店です。当然ながらKoさんの靴を履いている率高し。
来年5月中ごろにはKoさんのサンダルワークショップも開かれます。
私も参加したいです。
> 八百コーヒー店 

Koさんのアトリエのお近く【アノニマスタジオ】
南青山から今年の夏にお引越しをされました。
思い切った決断でしたがスタッフの皆さんも広くなったスペースに満足している様子。各種ワークショップも開かれるようなので蔵前に一度足を運んでみては如何?既に東エリアカルチャーの拠点です。
来年、2008年9月20日・21日にKoさんの個展を行います。
都内では久々の個展です。
> アノニマスタジオ

【アノニマスタジオ】内には
Koさんを通じて知り合った中川ちえさんの
【in-kyo】が、素敵なショップになりましたね。
ちえさんはKoさんのバックを愛用されています。お互いKoさんグッズを見せ合っては、「この風合いがねぇ~」と目を細めるのです。
ちえさん在廊時は美味しいお茶も頂けます。
素敵なもの・こと・ひとが集まるそんなスペースです。
> in-kyo

【ともすけ食堂】はkoさん一家で食事をする姿も
東京R不動産発祥の、東神田エリアでも既に老舗の風格を漂わせるお店。上階にはアートディレクターの有山達也さんのオフィスが入っている関係で、デザイン・出版・音楽関係の方々でお店は連日大賑わい。連日の賑わいは、従来の東エリアの印象を一変させました。
美味しい食事とも相まって、人との出会いも楽しみなお店です。
美味しいご飯をいつもありがとう。入店の際、お帰りの際、扉のノブにご注意下さい。Koさん製作。みんなを繋ぐ素晴らしいお仕事です。
> ともすけ 

何だか皆さんKoさんを介して繋がった素敵な方々ばかり。
これは偶然とは云えませんね。


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千石駅の真上、コーヒーも美味だが情報も美味です

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【アノニマスタジオ】 各種ワークショップも定期的に。蔵前がアツい。

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【in-kyo】 タイミングが合えばKoさんのバックが手に入るかも

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【ともすけ食堂】 ともすけさん ご飯もお酒もお茶も美味 


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踵で呼吸をすると云う事

一足一足丁寧な手仕事で創られるKoさんの靴は年月を
重ねるほどに馴染んでゆく体の一部の様な存在です。
注文すれば一年待ちと云うから人気の程が伺えます。

前回、ご用意した写真の2足は驚くなかれ1日で完売致しました。
ある程度予想はしていたものの
余りの動きの早さに次の準備が間に合わない。
この靴、材料に無駄が出ない様に一度に生産出来るのが
2足以上からなのです。

しかし、しかしです。時間さえ許せば、2足以上からであれば、注文は可能とのお返事を頂いています。のんびり、じっくりお待ち頂けるお客様には是非とも待ち時間も楽しんで頂きたい靴なのです。

2足以上まとめてのご注文、あるいは1足ご注文のお客様が2人揃えば正式注文が可能です。サイズは日本の標準サイズをお教え下さい。21~28cmまで0.5cm刻みで対応できます。この靴の特徴として少しゆったりめの方が楽にお履き頂けるとはKoさんの談。

この靴は風合いの異なる柔らかなレザーを組み合わせて機能的なパッチワークでデザインされています。
前回SOLDOUTの2足については、写真のとおり甲の内側部分が24cmは薄いオレンジ色に、26cmはグレーに、とポイントが置かれていました。次はどうなるのでしょうか。

全てに無駄を出さない作品創りがKoさんの真骨頂。
その熟練の技をこの靴の随所に見る事が出来ます。
レザーの特色を生かした機能・デザイン性は
自然な仕上がりでKoさんの技術の高さを証明しています。

時間の経過も作品の内でしょうか年月が経って違った視点から彼の靴を見直すのも良いものです。
その時のファッション、感覚に不思議と馴染んで来る事でしょう。
5年経った私の愛靴もリペアを重ねながら元気に毎日お供をしてくれています。時間を重ねながらじっくりと変化を楽しみ、より大胆に履きこなしてゆく。それが彼の靴の持ち味です。

一足を心に決めて永く履くのも履き手の度量が問われると云うもの、
Koさんの靴で一歩一歩を楽しんでみては如何でしょうか?
靴を手入れする楽しみを覚えたのもKoさんの靴に出会ってからです。乾いた布で汚れを綺麗に拭き取り、少量のクリームを薄く延ばし磨くだけ。難しい事は一切無く、靴を愛でる数分で永くお付き合いが出来るのです。簡単でしょ!

そして履きなれた頃に気付くのです。お洒落は足元から。
これはごもっとも。足が喜ぶのが一番のお洒落なのだと。
武術の達人は普段から踵(カカト)で呼吸をする事に注力するそうです。Koさんの靴はそんな境地まで連れて行ってくれそうな予感がするのです。

元気に歩こう!

> Kou's shoes


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ぽっこりとして、しかも繊細 (以下4点、26cm)

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ビルケンシュトックのソール使用で張替可。どこまでも歩ける。

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何だか頭骸骨の様な後ろ姿、前歯も見える。

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デザインも実用性も兼ね備えています。時を重ねよう!