金魚が泳ぐ
商品番号 | tk004302 |
商品名 | 深堀さんの金魚絵 |
価格 | ¥200,000(税込)から【交通費別途】 |
限定数 | - |
サイズ | 制限なし |
素材 | |
支払方法 | 見積代金の2割を予約金として先払い、完成後残金を清算 |
送料 | |
納期 | 相談 |
備考 | アーティストの派遣です。 |
バイヤー | mikayama |
愛すべき金魚という存在
「人間の改良により、生きた彫刻として生まれる金魚。」
金魚という生物の是非、を問うことは一切したくありません。
もしかしたら、エゴの産物であり
もしかしたら、そのエゴさえも飲み込む貪欲の塊であり
もしかしたら、唯一の純粋にきれいななにかである
そんな金魚のことを僕は大好きな訳ですが。
冒頭の文章は、そんな金魚を愛している、愛してやまず金魚養画場主という肩書きももつ深堀隆介さんの言葉です。
「養画」??
そう。
深堀さんは金魚をあらゆるものに描く絵師さんなのです。
そして金魚養画場主とは「金魚に養われている画場の主」という意味なのです。
ダイナミックに泳いでいるこの金魚
オフィスの壁に描かれました
「めだかの学校」ならぬ「金魚の学校」
こんな天井のすみっちょに
ハッピーな金魚
深堀さんは、世界中に金魚を泳がせたいと本気で考えています。
泳ぐということ。多分、それは自由だということ。
もともと存在自体に制約があるゆえに。
だから、額入りの絵。
深堀さんは描きません。
制約のある場所に、金魚を描こうとしないのです。
うーん。少し言い方が違いました。
その金魚がそこにいて、ハッピーになれるかどうか、が重要な気がします。
例えば、深堀さんの作品で一番目にする「金魚酒」という作品。
枡の中に透明な樹脂を流し込み、硬化してからその上に金魚を描き、また樹脂を流し込み、また描く。
小さな枡という制限の中にその金魚は存在するのですが、すごくハッピーです。
子供が祭りの後に持ち帰る金魚が入ったビニールの巾着。そのくらいハッピーです。少しダークですが。
さてさて。
ということはどういうことか?
勘のいい方は気付いてしまったかもしれません。
ちょっと整理しますね。
まず、この商品は例えば壁に天井に、例えばモノに深堀さんが金魚を描いてくれるという権利を買うというものです。しかし、その深堀さんが産み出す金魚がそこに居ついてよいものか、深堀さんが判断します。つまり、どんな場所にもモノにも描くわけではありません。
また、その場所にどう金魚を泳がせるか、深堀さんが判断します。ある程度の要望はお聞きしますが、それ以上のことについては深堀さんが描きたいように描きます。
怖いですね(笑)
でも、深堀さんは子供をそこに産み住まわせる訳ですから必死なわけです。また、もともと深堀さんは空間に携わる仕事をされていた方です。そのためか、環境を利用するのが得意です。そのセンスは、信用して足るものだったりします。
はっぱの後ろに隠れている金魚
もちろん部屋の中でも隠れています
代表作の「金魚酒」
この存在感はちょっとすごい!
大喜利のネタ求む!!
えぇ。びっくりして頂いて構いません。
ここまで売り手市場の通販ショップはそうないと思いますから。
でも、いいんです。これが「密買東京」なので。
さて、ダメ押しです。
誰にも同意を得ていない僕の感想ですが
多分、深堀さんは欲しています。
上記のような、志向をもち、キャリアを積まれた方だからこそ、いろいろなものに金魚を描いてきました。壁に。枡に。窓に。ふんどしに。基本的に面白い、と思える場所にであれば。ただ、新鮮さがなくなってきている、そんな勝手な印象を持ったりもしました。
もっといろいろな場所に金魚を泳がせたい、だけどどうしたものか?
じゃあ、聞いてみよう。
いわゆる大喜利のお題を。というわけです。
先ほども申し上げましたが、小遊三ばりにいい答えを返してくれますよ。
ま、小遊三が好きか嫌いかは分かれると思いますが、ね。
□お値段について
基本的にはお見積となりますが、目安として畳一帖分の大きさの金魚が一匹約80万円となります。(一番上の写真)また、小さな金魚に関しては一匹の値段というのが決まっておりません。現地を拝見させていただいて調整後、描いていくことになると思います。詳しくはお問い合わせください。
この長いのはなんと褌!!
自分の子供である金魚を描く深堀さん