そこもここもモコモコ
商品番号 | tk005103 |
商品名 | エコモス・システム |
価格 | 壁面用 ¥275,000(税込)から |
限定数 | 販売終了 b> |
サイズ | 10平米からの受注となります。 |
素材 | 壁面用: |
支払方法 | |
送料 | |
納期 | |
備考 | 写真の色は実物と異なる場合があります。 |
バイヤー | チバ |
そこもここもコケに!?
この壁、パッチワーク!?
モコモコとしたかわいい緑のこの外観、いったい何でできているでしょう?
実はこれ、コケなんです。
ん!? 外壁がコケ!?
どうでしょう?
あなたのお宅もコケでモコモコにしてみませんか?
まるで、むかし夢に見たヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のように、愛らしいこんな家に住んでみるのはどうでしょう?
いや、かわいらしくするだけじゃないんです。
使い方、使う場所によって、色々な展開が考えられそうです。
店舗のファサードで落ち着いた感じに使ったり、エントランスやアプローチの味気ない空間を和やかな雰囲気に変えたり、庭のブロック塀を緑に変えてしまったり。使い方は、様々。
しかし、コケのこの魅力って何でしょうね?
実に素朴で、よく見ると愛らしくて、何気ないのに一生懸命生きているこの感じ。なんでも太古の昔、初めに陸上に出てきた生物はコケなんだとか。
ボクもコケの魅力にすっかり魅せられて、コケだけしか植えていない盆栽を育てているほど。
でも、育てるのが大変なんじゃないか?って思いますよね?
それが、全く違うんです。
これは驚き
かわいい見た目、思わず和ませてくれるその存在感。
それだけでも十分ですが、それだけじゃないんですね。これが。
建物の外壁や、屋上、屋根などに施工することができるこのエコモス・システム。コケが断熱をしてくれるので、夏は温度が上がるのを抑えてくれるし、冬には温度が逃げるのを防いでくれる。いわゆる外断熱ですね。
実験をした際には、何もしていない場所では55.8度まで上がっていた屋上のコンクリート面が、コケの下では31.1度までしか上がらなかったとか。その差、実に24.7度です。
また、建物内だけではなくて、屋上や屋根などに設置した場合には、ヒートアイランドなどを防ぐのにも役立ちますね。
そしてさらに、紫外線が建物に直接当たるのを防いでくれるので、建物の劣化の防止にも役立つそうです。
心にも、建物にも、そして環境にもやさしい、素朴なコケたち。
でも、やっぱり気になるのは、ちゃんと育つのか?
いや、そもそも育てるのって、大変なんじゃないのか?
っていうところですよね?
しかし、驚くなかれ。
実は、「基本的には何もしない。」これが大前提です。
湿ったところに生えているイメージのあるコケ。だから乾燥させると死んでしまうのでは?と思う方も多いかもしれません。でも、道端のコケを見てください。何日も、何週間も雨が降らなくて、カラカラになっていても、雨が降ると青々として元気になっているのを良く見かけるでしょう?コケは乾燥したからといって死んでしまうわけではないんです。
それどころか、驚く話を聞きました。
「エコモス・システムには、水をやらないでください。」と。
え!?
実は、まだまだ解明されていない部分は多いそうですが、コケは「そろそろ雨が降るなー。」っていうのを察知して、雨水を受ける準備をするそうです。でも、そんな兆候もないのに、急に水を与えると、逆に弱ってしまって、それを続けていると死んでしまうこともあるようです。
そして、さらに驚くことに、コケの根は体を支えるだけのためにあって、養分や水分は葉から吸収しているそうです。だから、肥料などもやる必要はありません。
つまり、コケは基本的にはメンテナンス・フリー。何もする必要がないんです。
とは言っても、コケは生きもの。色が悪くなることや、茶色っぽくなることもありますので、いつも青々というわけにはいきません。その点はあらかじめご了承を。でも、雨が降ると嬉しそうに葉を広げて、青々としてくる。これがまたかわいいんです。
それから、以下のような場合には、手入れが必要になるようです。これもよくご理解ください。
1.雨水が当たらない、もしくは垂直面などで、充分に当たらない場合。この場合には、水をかけてあげる必要があります。ただし、雨が降っているときにかけてください。
2.寒暖の差が激しい時期などに、コケが病気になることがあります。そのときは殺菌をしてあげる必要があります。
3.雑草取りもたまに必要になります。基本的には土を使っていないので雑草は生えませんが、たまに生えてしまうときがあります。
4.部分的に弱ってしまったり、色が悪くなってしまったコケがあるときには、種ゴケを撒いてやります。(種ゴケはご連絡いただければ、すぐにご購入いただけます。)
しかし、手入れと言ってもたったこれだけ。これは本当に驚きです。
あんなところや、こんなところに
様々なところに施工ができる、このエコモス・システム。
屋上などの平らな部分に施工するなら、パレットタイプ。基本的に敷き詰めて、防護ネットをかけて固定するだけ。
それ以外のところには、壁面用を施工します。
壁面用は接着剤や、タッカーで固定していくので、基本的にどんなところにでも施工ができますが、一部の材料にはつけることができません。
例えば、木製の材料は水分に弱いので、直接の施工はできないようです。何かボードやサイディングなどを張って、その上からの施工が必要です。
また、手で触られると、コケは弱ってしまうので、色々な人が触るような部分にも不向きなようです。
なお、施工には足場が必要になる場合があります。
手の届く範囲や、脚立などで対応できる範囲への施工であれば、足場は必要になりませんが、高所などへの施工の場合には、エコモス・システムの施工費とは別途、足場を掛ける費用も必要になりますので、ご注意を。
それから、施工は基本的に全国どこでも行いますが、気象条件などによってはお使いいただくことが難しい場合も考えられます。事前にご確認ください。また、上記の価格は東京での価格です。遠隔地の場合には条件が異なってきますが、ご連絡いただきました時点で、概算の金額や施工可能な時期などお知らせいたします。(現時点では東京、神奈川、埼玉や、東海地方、大阪、金沢での施工事例が多いです。)
さぁ、ここまで読んで、これはいける!と思った方。まずは、設置する場所と、だいたいの大きさ、下地となる素材(どんな場所に施工するのか)、施工の時期などをメールでお送りください。施工場所の写真などがあると、さらに良し。
いただいた情報から、施工が可能かどうか、おおよその予算などをお知らせします。問題ないようであれば、実際に現地を見に行って、正式な見積をして、いよいよ施工です。
モコモコのコケがやってきます。
さらに緑に
エコモス・システムを作っている会社では、他にもこんな商品も作っています。名付けて「庭がなくても作れるちいさな畑」。
普通のプランターと何が違うのか?
まずは、その保水量。Mサイズで約21L、Lサイズで約35Lという驚きの保水量なので、水撒きは5日から7日に1回で大丈夫。
さらに、特別配合有機培養土、名付けて「テクノ培養土」は、普通の土よりも軽量なので移動なども楽だし、ベランダや屋上にも適しています。
野菜にも、ハーブにも、果物にも、もちろん草花にも。
また、「緑のカーテンキット」を使って、ゴーヤやきゅうりなどツル性の野菜を植えたりすると、陽射しを遮りながら、野菜も食べられて一石二鳥です。
コケと合わせて、緑わっさわさ生活してみましょう。
「庭がなくても作れるちいさな畑」や「緑のカーテンキット」は完成品ではなくて、キット販売ですが、女性でも組み立てられるように、簡単、軽量になっています。