ちょっとした深夜の通販番組
商品番号 | tk005902 |
商品名 | BAG PACKER |
価格 | ¥3,500(税込) |
限定数 | 販売終了 b> |
サイズ | φ22mm×w305mm |
素材 | 木、ゴム |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | エクスパックで発送 |
納期 | |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | mikayama |
ティーチャーVELO
ドクター中松の灯油ポンプ(正式名:醤油チュルチュル!?)ってあるじゃないですか。あれ、結構すごいと思うんですよ。別にドクター中松の評価をしたいわけじゃないですよ。すごい人なんだろうな、ぐらいしか分からない。ただあの灯油ポンプ。簡素なデザインと、単純な操作性。で、とっても便利。
今、全く知られていない状態で「灯油ポンプ」が僕の脇にあったとして、「密買東京」で取り扱いたいと思うか?ぜひ取り扱いたいと思いますね。普及したときのなんか笑える世界を夢見ながら。みんなチュルチュルやっているわけなので。
さてさて。
ここでテンション上げてしまうと、怪しく見えてしまいそうなのですごくローで。
今、一本の木の棒があります。名前は「BAG PACKER」。
僕はこれをとりあえず日本人は全員が最低1本ずつ持つべきだと思っています。単純にコンセプトを語ると、字義通りの「エコ」で巷にあふれる嘘っぽいものよりずっとホントなのですが。全くこういうことじゃなくてチュルチュルに通じる「デザイン、操作性、利便性」。この3点で。
ふふふ。
やっぱりどんどん怪しくなってきましたね。
ま、いいんです。なんせ破壊作家VELO先生(リアルティーチャー)の発明品を扱わせていただくわけですから怪しさはつきものなわけです。
BAG PACKER
って、投げっぱなしでは何も分からないと思うので、順を追って説明させていただきます。
そもそもこの棒はいったいなんなのか?
バッグをつくる道具です。
例えば、タンクトップを想像してください。その次にいわゆるエコバッグを想像してみてください。なんか形が似ていますね。タンクトップの裾の部分を縫ってしまえば、バッグになりそうじゃないですか。ただ、なんかわざわざ縫うのは大変。そんなときにこの「バッグパッカー」の出番です。
そもそもこいつは大きな洗濯バサミみたいなもので真ん中で2つに開きます。で、バシッと裾を挟んで閉じて裏返したら、バッグの完成、というわけ。
ということはどういうことか?
今、タンスの肥やしになっている服。あれ全部バッグとして再生可能ということです。
突然ですが「BAG PACKER」の正式なコンセプト。
「エコバックは本当にエコなのだろうか?という疑問から生まれた道具BAG PACKER。新しく生産するバッグとは違い、既に大量生産された洋服達を再利用することで自分だけのバッグが作れてしまう。小さくて着れない、使い古して着れない、着れないけど愛着がある、そんな洋服達を捨てずに新たな命を与えてください。タンクトップやキャミソールは手提げバッグ、(Tシャツは袖をカット)長袖のカットソーやトレーナーはショルダーバッグとして再利用できます。
使っていく度にモノを大切にする気持ちが芽生える。その意識を持つことがエコなのではないでしょうか。※ストラップには不要になったタイヤチューブを使用しています。」
完璧です。非の打ちようがない。最後の※が本当に気がきいてます。
普通に使えます
例えばここで終わっちゃうと、僕みたいなひねた人間は「それで?」ってなっちゃうんです。モノを購入させる動機付けとして「エコ」とか言っているんでしょ。それより大事なモノの魅力、満たさなければいけない条件、ってあるじゃないですか。先に「エコ」ってきれいなコンセプトだけ聞いてもなんかなぁ、みたいな。。
では、本当にいい商品か?
いい商品です!
そうなんですよ。これはマジで。いや、何にそんなに刺さっているかというと、左の写真を見てもらえると分かるのですが、本当に「普通」なんですよ。元々服だったということに言われないと気付かない。
こういうまずコンセプトが走る商品って、いろいろ問題点を抱えがちでその端的なものが「普通に使えない」。しかも、この商品みたいにアイディアだけ販売してモノとしてのクオリティーは買った人に任せます、というタイプはなおさら。
それがこの「BAG PACKER」にはないんです。普通に使えちゃう。
しかも、単純操作で。ちょっとゴムが固いのでコツはいりますが。(ストラップ部分のタイヤチューブが普通に固いんですよ。それで閉めてるから当たり前なんですけどね。)
通販番組、最後は?
はい。整理します。
使いやすさ。○
デザイン。○
コンセプト。○
残りは?
お値段です。
3,000円。いかがでしょう?
オール手作り。2週間でお届けです。
オール手作り???
そもそもね。3,000円。普通かな。という感じだったんです。正直な話。だって、これ大量に作っているんでしょ。材料は木とタイヤのチューブじゃないか、と。
いろいろな意味で面白いのに最後に欲かいちゃったか、ぐらいの勢いだったわけですよ。完全に上目線で。
したら、ギャラリーの裏側見ると実際にコツコツコソコソ作っているんです。VELOさんが普通に。焼印も自分で押してるし。
「これ何時間かかるんですか?」「2,3時間です。」
あぁ、本当に申し訳ないことを思ってしまいました。ごめんなさい。材料費抜いて時給計算すると、めちゃくちゃ悲しいことになっています。で、僕は聞くわけです。
「そうしたらもう少し高くしないんですか?」「いや、値段はマーケットが決めるものですから。」
完全手工業体制でマーケットプライスにガチンコ勝負してました。さすが「ANTI SYSTEM PRODUCTS 」というわけです。
ちなみに気付いている人がいるとは思いますが、このVELOさん。密買のヒット商品の一つ「TAPE WALLET」の作者PoeMさんの先生です。あぁ、この先生があってPoeMさんがいるんだな、と妙に感心してしまったりして。
> TAPE WALLET
ということで、この商品。ギリギリ自力で作れるときまでリミテッドエディションです。そのあと本当に売れちゃったら工場に多分委託されてしまいます。
お買い上げはお早めに。
【Attention!】
本商品には、BAG PACKER本体、ゴムチューブストラップ(キーホルダーとしても使用可能)、説明書が同封されています。
長いですが、その説明書に書いてある使用上の注意。
・本商品はハンドメイドで制作されています。焼印の濃度や木の質感などひとつひとつ違います。
・本商品のストラップには再利用がコンセプトの為、不要になったタイヤチューブを使用しています。使用上多少の摩擦により、指や製品及び洋服がやや汚れることもありますので、新品の洋服を使用することはできるだけ避けてください。
・本製品は木製です。間違って洋服と一緒に洗濯したり、濡らしたりしないでください。
・洋服で作ったバッグに赤ちゃんやペットを入れないでください。
・洋服の生地や厚みによって荷物の容量が左右されます。実際に使用する前に、重量テストを行ってください。
・アウターなど分厚い生地には無理やり使用しないでください。壊れる可能性があります。
・ニット類は荷物の重さで伸びやすいので、ご注意ください。
・本製品は武器ではありません。人を叩いたり、振り回したりしないでください。
ANTI SYSTEM PRODUCTSのオフィシャルサイトはこちら
> ANTI SYSTEM PRODUCTS