絵を贈ります
商品番号 | tk009503 |
商品名 | プロダクトペインティング -密買東京版- |
価格 | ・ライン・オブジェクト |
限定数 | - |
サイズ | W300mmxH300mm |
素材 | キャンバス、塗料など |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | |
納期 | 1ヶ月程度 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | チバ |
絵は売らないかも と...
だって。
ボク自身、ボクら自身、絵を買ったことがないから。
「部屋に絵が欲しいね。週末に買いに行こうか?」
って会話、なかなかイメージできないですよね。
その理由は、考えると色々ありそうだけど。
だからと言って、家に、仕事場に、絵を飾りたくないか?
というと、そうではないみたいです。
むしろ飾りたいかな。
だから、きっとお気に入りのCDやレコードジャケットをそっと棚に置いてみたり、かわいいハガキを壁にピンで留めてみたり、街で見つけたかっこいいフライヤーをちょっと張っておいたり。
そんなことするのは、擬似的に絵を飾ってることなのかも。
あるいは、ちょっとした鉢植えを置いたりするのだって
近いんじゃないかな。
でも買わない
じゃあ、絵を買いたいと思ったことがないか?
と言うと、あります。
好きなアーティストの個展で
当然、ちーっこいサイズしか無理だけど。
大好きなこの人の絵が買えるんだなーって思ったら
買っちゃうか?ってドキドキしたことは、何度か。
でも、買わない。
いや、もし買ったとしても部屋には飾らない気がします。
家の壁に掛かっていて欲しい絵と、ギャラリーや美術館の壁に掛かっていて欲しい絵は、同じではないというか...
ボクらが求めてるのは、暮らしをちょっと楽しくしてくれるもので、作品を所有したいっていう気持ちとは、ちょっと違うのかもしれません。
でも、穴薪の描いている絵は、ちょっと様子が違うみたい。
プロダクトペインティングと呼ばれている、穴薪の絵。
実は、最初からインテリアの一部になるように、と狙って描いているそうで、サイズや値段も、それから作風も。
向こう側じゃないな、っていう感じが心地良い。
ニクイって感じです。
そうか。
こういう絵なら、密買東京でも扱えるのかな? でも...
と、心揺れていたその時。
ポロっとこぼれた何気ない一言に
思わず、ピキーンっ!と反応してしまいました。
「頼まれて、ペットの犬の絵を描いたこともありますよ。」
つまり、頼んでもいいの!!?
絵をプレゼントしたりすることもできるってこと!!?
でも... お高いんでしょ...?
では、ご利用方法を
前置きが長くなりました。(なりすぎました。)
今回の商品を説明しましょう。
穴薪がボクらのために特別に用意してくれたコース。
描いて欲しいものの写真を1枚送ってください。
それを元に、穴薪が絵を描いてくれます!
ただし、ここで注意して欲しいこと。
穴薪は、別に歩行者天国で似顔絵を描く人ではない。
ということ。
似せて描いたり、写真を忠実に絵にしたり、というのが今回のメインの趣旨ではありません。むしろ、どんな風にアレンジしてくれるのか、それを楽しんで欲しいのです。
もらった写真を元に、穴薪が「作品」を作ってくれる。
だから、どんな風に絵にするのか、アレンジ方法の指定はできないし、似てないからやり直してよー、なんていうのにも応じられません。
でも、絵のタッチや描き方によって、5つのスタイルが用意されているので、この中からお好きな雰囲気を選んでいただき、指定してください。値段もスタイルによって2パターン。
サイズは、レコードジャケットと同じサイズ。
穴薪の絵の基本サイズです。
さて、ここまで読んでいただいても、やっぱり実際にどんな風になるのか、なってしまうのか、まだ不安な方もいると思います。
そこで。
やってもらっちゃいました!ボクが試しに。
今回、描いてもらったのは左下のカットアウトミックス。その下が、元になった写真です。どうでしょうか?
ボクの顔と、ボクに似てたからということで昭和の歌謡系バンドの人?がボクの前で歌ってたりします。あと謎の女性が艶かしく座っていたり。
いやー、これは楽しい!
かなりテンション上がります!
では。
皆さんだったら何を描いてもらいますか?
愛車の絵、お気に入りの自転車、思い出の品、あんな事件や、こんな事件。あるいは大好きなペットを?はたまた、かわいい我が子の姿を残して。
自分に贈って楽しむのも良いけれど、誰かに贈る、贈られる、そんな関係が絵で作れたら、すごく思い出に残る気がします。
例えば、お友達の新居の完成祝いに、結婚のお祝いに。ご両親の結婚記念日に、おじいちゃんの思い出に(涙)。
結婚式のウェルカムボードとして使えば、結婚式の後でも部屋に飾っておくことができますね。オリジナルでいかがでしょうか?
さてここで、絵を描いて欲しいという方に、穴薪から10の質問。ただし、興味本位の。
ちなみに、答えていただいても、いただかなくても、どちらでも良いそうです。そして、答えていただいても特に絵には反映されないかも。とのことです。でも、インスピレーションで、何かがひらめく、なんてことも?
【質問】
・貪欲になれるものは何ですか?
・憧れる職業は何ですか?
・旅行が好きであれば行きたい所はどこですか?
・愛着が湧くものは何ですか?
・詳しくなりたい事があればそれは何ですか?
・流行と感じるものは何ですか?
・興奮するものは何ですか?
・好きな映画は何ですか?
・好きな音楽は何ですか?
・好きな有名人は誰ですか?
以上、ご回答はご注文確定後にメールでお願いします。
穴薪というアート
実はここで紹介している以外にも、様々なスタイルや方法論で絵を描き続けている穴薪。
その膨大な仕事の数々は、穴薪のホームページでご覧いただけます。見ていただければ、きっと今回の企画もさらに楽しんで、そして期待してもらえるはず。
様々なスタイルを横断するように、そしてカットアップするように、作品を作り出していく穴薪。
全てキャンバスに手で描かれるその作品。なのにグラフィックやデザイン的な要素も多分に感じられるのが特徴的です。
でも、穴薪が本当に特徴的なのは、その根底にある考え方なのです。
絵を、ファッションやインテリアのように流通させてしまうこと。
そのために、考え出されたレコードジャケット・サイズと、価格の設定。そしてスタイルやテクニックの確立。
驚くことに、穴薪の絵はスタイルごとに面積当たりの単価が設定されているそうで、それは取りも直さず制作にかかる時間がコントロールされているということなのです。
仕事として、絵を生み出し、流通させる。
結果、作家としての一貫性という枠に縛られること無く、自由に食指を広げていくことが可能になるし、ボクらの肌感覚に近い温度で、身近に存在する絵が生み出されることも可能になる。
実は、こうして巧妙なほど戦略的に生産され、世に送り出された作品群とそれが作り出す新しい世界観こそ、穴薪という名前のひとつのアート作品と言えるのです。
なんて。
でも、今回は難しく考えずに、絵のある暮らしと、そして誰かに絵を贈るというワクワクを、出来上がるまでのドキドキを、楽しんでもらえたら嬉しいです。
穴薪のホームページも、是非一度見てみてください。