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花を添える?

商品番号tk010003
商品名

HONBACHI/本鉢

価格

小:¥6,300(税込)
中:¥8,400(税込)
大:¥10,500(税込)
(オーダー制度は各+¥1,050(税込)から)

限定数

サイズ

小:W約160mm×D約200mm×H約30mm
中:W約160mm×D約200mm×H約40mm
大:W約160mm×D約200mm×H約60mm
サイズはおおよその目安です。(お選びいただく本によって多少サイズの大小があります。)

素材

本、土、植物

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

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納期

3週間程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。
植木鉢以外の用途で使用しないでください。
平らな場所へ設置してください。
苗に水以外のものを与えないでください。
付属の古本にはカビを防止する処理や加工をしていないため、湿度の高い環境・時期にカビが発生することがあります。
水入れの際、古本から水漏れ等発生し、設置した場所を汚す可能性があります。
屋内に設置する場合は必ずトレイ等を敷くか、汚れても良い場所に設置ください。
その他の注意事項については、以下の本文も合わせてご確認ください。

バイヤーチバ

土に還る

物として存在するってこと
それは、ときにちょっと悲しいことだったりもして。

最初にそれに気づいたのは、まだ幼い頃かな。
たぶん、アリかなんかで遊んでいて
ついうっかり解体してしまい。

しばらくは動いていたそいつも、やがて動かなくなる。
あー、さっきまで生きていたのに...
物になってしまったなって。

考えればボクらもみんな物体なんだけど、それを突きつけられるのは余りにもつらいから。だから大切な命が終わるとき、その命は土に還ったり、星になったりするんでしょうね。

キミはまだこの宇宙の大きな命の中にいるんだよ、って。

あ、いきなり暗い話になっちゃいましたか?

まるで植物が本を押し開いたみたいな、不思議な光景

小サイズとワイヤープラントの組み合わせ例

ポワンと飛び出してきたようなカランコエの花(大サイズ)

植物に多肉が新登場です!水やりも楽なので本鉢に最適かも

どれも味のある本ばかり


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人呼んで「ツブシ」

気を取り直して行きましょう!

「本鉢」というのがこの商品の名前。
見たまんまの直球勝負、とても素直な商品です。

永遠の文学少年、草彅洋平率いる「東京ピストル」が放つ、真っ直ぐのストレート。でも優しく下手投げ。どなたにも打ち易い1球となっております。本好きの皆様、是非バットのご準備を。

ページの中をくり抜いた古本を、植木鉢として使ってみよう。
というアイデアを、シンプルに形にしたこのプロダクト。

使われる本は、業界用語で「ツブシ」と呼ばれる本たちです。

「ツブシ」とは、濡れたり、汚れたり、破れたり、もう古本としても流通価値が無くなってしまった本のことなんだとか。

かつてその体に、想像を絶する冒険や、身の毛もよだつ恐怖、抱えきれないほどの知識や、呆れてしまうバカバカしさを、いっぱいいっぱい詰め込んで、ボクらを未知の世界へと連れて行ってくれた本たち。

でも、とうとうその生涯を終えるときがやってきます。

そんな本たちが土に還るまでの最後のひと時に、文字通り花を添えて、楽しんでやって欲しいのです。

選ばれた本たちは、デザインを生業とする東京ピストルが選んだ本だけに、どれも気になるその装丁、その内容。思わず手に取ってページをめくってみたくなる本ばかり。

年を重ねた本たちは、そのまま部屋に飾りたくなるほどに、どれも味が出て、いい表情をしています。

さらに、植物に水をやっていくと、本はまた味わいを増していくのです。と、良く言えばそうですが、簡単に言えば水が浸みて劣化して、ボロボロに。そして朽ちていくのです。

文字通り、土に還る。

そう、あなたの手で本を土に還してやって欲しいのです。

だから、インテリアとしてだけでなく、庭などに置いてもらっても、面白い風景になるかもしれないですね。


上から小、中、大サイズ

かなり気になる本のセレクトはさすが!


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本と植物のこと、そして注意も

さて、それでは具体的に本鉢の詳細をお伝えします。

本の大きさは3種類、大・中・小の中から選んでください。
もちろん古本なのでサイズは多少異なる場合も。

本は、こちらで在庫の状況を確認できます。
> 本の在庫状況

そして、本鉢に植える植物の入荷状況がこちら。
> 植物の入荷状況

植物は、季節ごとに育てやすい種類に変わります。ただし生き物なので、置く環境によってはうまく育たないことも。その点はあらかじめご容赦を。

本と、植物、そして植物を植えるための土がセットになったキットをお届けするのが、この本鉢のセットです。

本と植物の種類は随時変化しますので、ご注文後のメール時に改めてご指定いただきます。

さらに、どうしてもこの本を鉢にしたい!というご希望のある方は、特別にオーダー制度も設けられています。この場合にはご希望の本が手に入ったら、その本で本鉢を作ってもらうことができます。

オーダー制度をご希望の方は、こちらから。
> お問い合わせページ

 
さてさて、かわいらしいパッケージに入った本鉢のセットが届いたら、箱に描いてあるイラストの通りに本鉢に土を入れて、植物を植えてみてください。

もちろん日々の水やりは必要です。

本鉢は、本なので水は浸み出すし、ページの間から土も多少出てきます。だから室内で育てる場合には、受け皿を用意していただくと良いでしょう。

それから、お好みですが、水やりは土だけに水がかかるように、スポイトみたいなものでやるのが良いかと思います。土が出てしまわないように、ゆっくりと、お願いしますね。

あとは時間をかけてゆっくりと、成長していく植物と、朽ちてゆく本を楽しんでもらえれば。


水が浸みて、だんだん劣化していきます(2週間でこのぐらい)

こんなイラストの入ったかわいいパッケージで届きます

手順に沿って植物を植えてみてください


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東京ピストル

その名は「東京ピストル」。
この本鉢の生みの親。

字を見ただけでもただならぬ気配。

超コアな仕事から、今回のような優しいタッチのロマンチックな仕事まで、メジャーから自主制作まで、多彩にそしてメチャメチャな振れ幅で活動してる東京ピストル。

でもその仕事に一貫して感じるのは、真面目で真っ直ぐ、って印象なのかな?

というか、ボクらの中では代表の草彅さんのハチャメチャかつ熱血な印象がかなり鮮烈で。

文学を愛し、漫画に溺れ、ゲームにはまり、そして夜な夜な飲み歩く。っていうと大丈夫?って感じだけど、でも実は真面目で熱血で純情な魂が、つぶらな瞳の奥に燃えている。そんな男、草彅洋平。

そして、会うといつも思うのが、この人は本当に漫画みたいな人だなーってこと。普通に「パーマン」とかに出てきそうなその顔で、口を尖らせながら熱い思いを語ったかと思えば、テヘっとか言ってるこの人は、本当に不思議だ...って思っちゃいます。

東京ピストルの多彩な仕事は、是非ホームーページで見ていただくとして、ボクらもまだまだ東京ピストルのこと、草彅さんのこと、知らないことばかりなので、次回ここでまた彼らの商品を紹介するまでに、色々探って改めてレポートしたいと思います。

どうぞお楽しみに。

> 東京ピストルのホームページ