かわいい植物の器
商品番号 | tk014202 |
商品名 | 植物の茶碗(銀座のとき) |
価格 | 植物の茶碗(密買第五期、青白磁茶碗): |
限定数 | 商品購入ページでご確認ください。 |
サイズ | 植物の茶碗(密買第五期、青白磁茶碗): |
素材 | 磁器 |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | |
納期 | 約1週間 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | mikayama |
加藤さんの目指すもの
加藤さんは現在模索中です。
かたち。
釉薬。
絵柄。
・・・
全てがまだ発展途上で、固まっているのは作品を通して目指すものだけです。それは「若い女の子がかわいいと言ってくれる器」。
加藤さんのキャラクターを知ってしまうと明らかに無理があるのですが。。。
(2011.2.22下記加筆しました)
「密買第二期」作品追加しました!
今までも扱っていた白磁のものと紺色の釉薬のものです。ただ、紺色の釉薬はすごく垂れやすいものを使っているのでなんだかすごく不思議な印象の器に仕上がっています。とりあえず言えることはかわいくはない、ということ。むしろワイルドな印象です。
今回の作品は2月上旬の個展で展示されていたものなのですが、もうとにかく忙しかったらしく、逃避願望全開で描いていたとのこと。なんかちょっとした破綻している感じを楽しんでもらえればと思います。
(2012.11.04下記加筆しました)
「密買第三期」作品追加しました!
今回は紺の釉薬のみです。垂れやすい紺の釉薬も従来通り。でも前回のものよりずっと形が繊細になっている気がします。釉薬の感じも前回よりはきれいな感じ。でも普通の器と比べるとずっとワイルドなんですけどね。
(2013.01.08下記加筆しました)
「密買第三期」の作品追加しました!
とはいえ、これを第三期とするか四期とするかは悩ましいところで、、
作品の形は三期紺とはずいぶんと違います。むしろ最初期のものに近いかも。でも、絵のクオリティはそのころに比べると精緻なものになっていると思います。
(2013.09.10下記加筆しました)
「密買第四期」の作品追加しました!
以前より形のバリエーション増えました。丸いノーマルの茶碗は以前より野暮ったく、縁の加工も波打っています。七角茶碗は反面スマートな感じ。紺の釉薬はだんだんと落ち着いてきて使いやすい感じに変化してきています。
(2016.06.21下記加筆しました)
「密買題五期」の作品追加しました!
ずいぶん時間空けてしまったなあ、と思っているのですが、その分作品はずいぶん雰囲気変わりました。まずは絵のクオリティがものすごく高くなっています。あと縁にパターンの模様(これももちろんフリーハンド)が加わっています。なんかすごくシュッとしてきた感じです。(よい意味ですよ。)
「密買第五期」スタートしました!今回は絵のクオリティがすごく上がりました!
こちらは七角茶碗。こちらの方が少し小ぶりです。
こちらは密買第四期。一度かわいい感じの形になりました。
テーマと趣味のずれ
というと、加藤さんがすごく変な人に思われてしまうかもしれないのですが、優しくてホワッとした感じのいい人です。
だけど、趣味嗜好と上記のテーマに明らかにずれがありまして。。
例えば、この器に描かれている植物は基本的には想像上のもので全てフリーハンドで描いているのですが。モチーフは熱帯の植物だったりします。図鑑を買ってきて、研究して。
熱帯の植物はかわいいから。
いやね。
熱帯の植物がかわいいのは分かるんです。
ただ単純にテーマがそこにあるなら、もう少し無難なモチーフを選ぶべきだと思うんです。だけど、選ばない。というか選べない。。
しょうがないことなんですけど。。
現在は、器を作っているんですけど。
数年前には鉢を作っていました。「便器鉢」。
「便器の中で養分をもらって育つ植物」という絵に興味があったから。
しかも、数年間この鉢を作り続けて至った結論はこれじゃ食べていけない、と。
京都が関西なのか僕には分からないのですが、加藤さんが素晴らしいツッコミ対象であることは間違いなく。。
これは密買第三期。段々と洗練されてきた印象。
密買第二期。まだ荒っぽさが残っています。
これは第一期。器の形が違います。
これは最初期。意外に一番スマートな雰囲気。
まだ途中
この器の絵は土を溶かしたもので描かれています。乾燥させた器に水に溶かした土をスポイトで吸って、フリーハンドでのっけていくんです。その後素焼きしてから釉薬をかけて本焼き。
実は、銀座でこの器に出会ったときからつい先日京都でお会いする時までの短い期間でも、この器の絵柄の雰囲気は変わってきています。モチーフの内容も少しずつ。
釉薬のかけ方も試行錯誤中でいろいろなものがあります。
今回、密買東京で取り扱いをするのは一番シンプルなタイプの白磁のものなのですが、他にも釉薬やそのかけ方によって、かなり不思議な質感のものまで作っています。
かたちのバリエーションも当然増えていくし。
でも、共通して言えるのは「若い女の子がかわいいと言ってくれる器」にはなってないような気がするんです。いや、かわいいんですけどね。
なんか想いみたいなものをそれぞれの器から感じる。手作りなので当たり前かもしれないのですが、とはいえその模索している感じとか、想いみたいなものが絵になっている分、強く感じる気もするんです。
そんな器を、またホワッとした加藤さんが作っているのがまた面白くて。
この状態から焼いていきます
実は描く用の土もいろいろ種類があります
本棚にはもちろん熱帯の植物とかの研究資料
分かりづらいですが加藤さんのアトリエです
予感
多分、この器は習作なんです。
まだまだこれからずっと発達していく。突然ガラッと作風変わる可能性もあるし。
だけど、当面は加藤さんの目指すものと趣味嗜好にギャップがある状態は変わらずに続いていくと思います。そして、そこから生み出される器もなにか変なものであり続ける。
単純に楽しみなんですよね。
この人これから何作るんだろう、みたいな。
ちょいちょい売れたら、ちょいちょい追加していくので。
ま、楽しみにしていてください。多分面白いですよ。笑
カラフルな絵柄のものがあったり
ちょっと不思議な釉薬の作品があったり
伺ったときにコーヒーを入れていただきました
そんなホワッとした加藤さんです