アリスのお土産 from Peranakan
商品番号 | tk015003 |
商品名 | Where is Alice? from Peranakanライン |
価格 | 平皿 大:¥5,670(税込) |
限定数 | 各2点 |
サイズ | 平皿 大:φ約180mm×H30mm |
素材 | 磁器 |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | |
納期 | 1週間程度 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | チバ |
懐かしい違和感?
まるでオモチャのような、このカラフルさ。
いやいや、色だけじゃないんです。
フリルのようにクルクルしたこの縁の形。
まるでマンガのようなこの絵柄。
そうか。
すごい違和感と、強烈な親近感。
それが、今回の恋の正体かもしれません。
懐かしい気がするのに、でも見たことない。
この器たち、いったい、どこの、誰のもの?
そして。
この器との出会いもまた、驚きの連続で...
偶然に偶然が重なって、気が付いたら目の前には、こんな可愛らしい器たちが並んでいた、というわけでした。
平皿 大
かわいいんだか、抜けてるんだか、このゆるさと、鮮烈な色が大好き
同じようだけど、絵柄が少しずつ違う
基本のモチーフは、どれも鳳凰と牡丹(平皿 大)
色は緑、黄緑、桃色(平皿 大)
平皿 中
平皿 中
今回の入荷分はどれも中国の景徳鎮で焼かれたものらしいです
プラナカンのニョニャ?
「ニョニャウエア」
なんだかニャロメ的な、不思議な名前。
それが、この可愛らしい器の名前らしく...
勝手に懐かしいなんて思っていたけれど、ニョニャなんて名前に聞き覚えなし。やっぱり初めて出会うものなんですね。
実はこの器、はるばる海を越えてマレー半島からやってきたそうです。
15世紀ごろマレー半島に渡ってきた華僑の人たちと、その末裔。彼らのことをプラナカン(Peranakan)と呼ぶらしいのですが、そんなプラナカンが愛用していたのが、このニョニャウエア。
なんでも、全盛期のプラナカンは、栄華を極めていたようで、色鮮やかなニョニャウエアは、そんな華やかな生活を送っていたプラナカンの文化を象徴するような存在だそうです。
そんなニョニャウエア。実は中国の景徳鎮に特注して作らせたものを中心に、中には日本の有田焼の窯元に作らせたものもあったと言います。
中国の文化と、マレー文化の融合。
さらに、植民地時代にはオランダやイギリス、ポルトガルの文化もそこに混じりあって...そうやって出来上がったのが、プラナカンの文化でした。
でも、実はそんな歴史あるニョニャウエアだけに、当時のアンティークのものは、かなりお値段のするものらしいです。
もしかすると、そのうちそんな「本物」のニョニャウエアもこのページで紹介するかもしれませんが...
たぶん、今回紹介しているものは、アンティークではなくてレプリカです。
でも、それってちょっとポイントな気がします。
なんだか感じるこの懐かしさの。
グチャグチャに混ざった、東洋と西洋と、そして南洋の文化。
さらにそれがレプリカになって...
もう、すっごくグチャグチャ。
でもそこからは、こんなにポップなアウトプットが。
この感じ、なんだかすごく日本ぽい。
っていうか、東京っぽいかも。
こちらも3色、白、緑、桃色(平皿 中)
平皿 小
それにしても、「ちびまる子」っぽくてかわいい
こちらは2色、白、緑(平皿 小)
3サイズの大きさの違いはこんな感じ
アリスの旅
はるばる海を越えて
こんな可愛らしい器を、運んできてくれたのは...?
Where is Alice?
それが、地球土産屋を標榜する、宮城春菜さんがやっているブランドの名前です。
これまで、世界各国を旅して、現地の伝統手工芸に触れてきた宮城さん。
「Where is Alice?」は、そうやって旅先で宮城さんが出会った人たちと、彼らの持つ伝統手工芸の技で、新しいプロダクトを作っています。
なんか、そういうの、他にある気もします。
最近良く見かけるフェアトレード?みたいなのとか...
大きなメーカーが生産拠点を海外に持つのも、同じような構造かもしれないし。
でも、ハッキリ言葉にするのは難しいけど、そして宮城さんのこと、そんなに知ってる訳じゃないけど、なんか決定的な違いがあるような気がしてます。
それが、「旅」っていう一言に、ギュッと凝縮されている気がするのです。
つまり、モノや人に出会うときの宮城さんの目線。
「フェアにね」と言って屈んでみせるでもなく、獲物を狙うように上から見定めるでもなく、温かい慈悲の手を差し伸べるでもない、あくまでも一人の旅人の目線で、出会った感動をカタチにしようとしているような...
なんかうまく言えないけど、それが宮城さんと話して感じたこと。
本当に、偶然に、偶然に、もう一つ偶然が重なって、バッタリ出会ってしまった宮城さんとの出会いも、そんなアリスの旅に巻き込まれてしまったような気分でした。
その話は機会があったら、またいつか。
そして、もう一つ。
「Where is Alice?」がやろうとしていること。
それが、実際に土産物屋を作ること。
っていうと、普通は東京に世界各国の土産を持ってくるのかと思うところですが...
宮城さんがやろうとしているのは、現地の物を、現地で売る土産物屋。
って、それって土産物屋じゃん!
思わず突っ込みたくなるところですけどね。
でもそうならないのは、宮城さんの独特な目線がそこにあるからなんでしょう。
ま、それはまた次回にでも、ゆっくりと。
ただ、そんな宮城さんの旅人目線があればこそ、なぜ今回選んだのがレプリカなのか、それもなんとなく感じてもらえるのでは、と思ってます。
カムチェン
小ぶりでかわいらしいサイズ
お菓子や小物をいれるのに良さそうです
碗 大
小さめのどんぶりぐらいのサイズ
やっぱり絵柄はマンガちっくで、色は2色、緑と桃色(碗 大)
注意書き
さて、すっかりお知らせのタイミングを逸してしまいましたが、今回このニョニャウエアを紹介するに当たって、ちゃんと知っておいていただきたい点があるので、最後まで良くお読みください。
実は、今回のこのニョニャウェア。
密買東京では食器としてではなくて、インテリアとして、小物として、販売したいと思っています。
もちろん、見ての通り、食器の形をしています。
現地の人も食事に使っているそうですし、ニョニャ料理というプラナカンの料理を出すレストランでも使われているようです。
ただ、極彩色のこの色合いを見ていただいてお分かりの方もいるかと思いますが、この色を出すために鉛などの重金属が使われている可能性があります。
検査をしていませんので、真偽のほどは分かりません。そして自分だったらまぁ...などとも思ってしまいますが、大事な体に関することなので、いい加減にもできません。
なので、あくまでもインテリアとして、ということでご理解いただければと思います。
今回入荷分の中では、茶碗とティーポット、そして4段重は中が真っ白なので、あまり心配なさそうですが、それでも検査をしていないので、インテリアということで。
元々、鑑賞のために作られた器でもあるそうなので、アクセサリーを入れたり、小物を入れたりして楽しく使ってみてください。
もちろん、包装されたキャンディーなどを入れたりも。
きっと素敵に使っていただけると信じてます!
碗 中
これで毎日ゴハン食べたら楽しいのになー
こちらも色は緑と桃色の2色(碗 中)
碗 小
湯のみぐらいのサイズです
色は緑と黄色です(碗 小)