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富士山、あらわる

商品番号tk019100
商品名

立体手袋「日ノ丸富士山」
立体手袋「赤鬼青鬼」

価格

¥1,980(税込)

限定数

サイズ

「日ノ丸富士山」
W90mm×H115mm(本体)
「赤鬼青鬼」
W90mm×H130mm (本体)

素材

アクリル80%・ナイロン19%・ポリウレタン1%(本体)
アクリル84%・ナイロン14.5%・ポリウレタン1.5%(ボア)

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

520円(日本郵便・レターパック利用)
3点以上ご注文の際はお問い合わせください。

納期

1週間程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。
子供用の手袋です、ご注意ください。

バイヤーヤナギサワ

ポコンとペロン

ポコンと立ち上がりました、富士山!!

左手の日の丸に呼応するように
右手には雪をかぶった富士、しかも立体の。

チーム密買が苦手分野と自認し
普段なかなか口にする機会の少ない言葉が
この期に及んで、ポロっと出てしまいました。

かわいい!

日本の心とも言える象徴的なモチーフが
単純な記号のようにぽんぽーんと配され
元気のいい色と、もこもこふわふわの質感も相まって
それはもう、見ての通り、かわいいわけです。

最後は、極めつけの立体富士山にノックアウト!
なんだこのポコンは?と、眺めるほどに愛しくなります。

そして、シリーズもうひとつの手袋は、赤鬼と青鬼。
大きな鬼の口から、ペロンと舌になって顔を出すふたり。
同じ鬼とは思えぬ屈託のない笑顔、手を振る姿
どうでしょう、キュンときちゃいませんか。

赤鬼青鬼はボア付きの少々ゴージャスな装い。
鬼×アニマル柄の絶妙コンビネーションはいまも健在
子どもたちのはしゃぐ姿も自然と想像できます。

そう、どちらも子ども用なので
残念ながら、大人がはめることは叶いません。

ただ、この表現とサイズ、実物を目の前にして
あっさりと納得できてしまいました。
楽しさを100%日常に落とし込める世界観と
実際に100%で楽しんでくれそうな期待感は
子ども用だからこそ実現できたんだろうな、と。

大人とて、贈る前からドキドキワクワク
うわぁーと喜ぶ顔を期待できそうなこんな手袋なら
いっしょになって楽しさを分かち合えるはず。
現にただ見ているだけでも、ほっこり幸せな気分です。

「日ノ丸富士山」 留め合わせるとタグも立体に

富士山からの日の出 日本を象徴する風景が手に

子どもがはめるとやっぱりいいなあ

「赤鬼青鬼」 舌になってペロンと登場!タグはお面になります

憎めない笑顔の鬼たち ボア似合いすぎ


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6本目の指

「手袋は、6本指につくることもできるんだよ」

技術者が発したこの一言から発想を得て
それなら手袋のどこにでも、ひょっこりと立体が付けられる!と
開発めでたく6本目の指になったのが、富士山でした。

四国のものづくり企業とアーティストの協働で取り組む
「アーティスト・イン・ファクトリー」という企画は
ものづくり企業の技術を活用しながら
アーティストは何ができるのかを問われるプログラム。

ヌーベル和三盆「ガイコツ」でも紹介させてもらった
アーティスト高橋信雅さんがタッグを組んだのは
香川県の手袋販売商社、フクシンさん。
香川県東かがわ市は、日本国内製手袋の
約90%を生産する手袋の大産地だそうです。

高橋さんといえば、アーティストとしての才能を持ちながら
戦略的な部分でも脳ミソをぐるぐる働かせまくる人。
一社独占の商品そのものより、産地みんなで共有可能な
商品づくりに活かされるシステムを提案したいと試みました。

立体手袋は、そのシステムを利用した答えのひとつ。
3年がかりとなった企画を、作品にとどまらせることなく
自ら商品化に持ち込むあたりが、高橋さんのなせる業。

「日ノ丸富士山」は、日本の
「赤鬼青鬼」は、瀬戸内海に浮かぶ女木島の
年間通して取り扱われる「みやげもの」をテーマに
パッケージにもこだわりと期待が込められました。

「日ノ丸富士山」は、手袋だけでなくタグも立体になるしかけ
「赤鬼青鬼」は、タグを外すとお面に早変わり!と
節分にまでいかせそうなアイデアが盛り込まれています。

ところで、赤鬼青鬼は一体どこから?

高松の沖合約4kmに位置する女木島は
別名「鬼ヶ島」、フェリーにもほら(鬼ヶ島)!
桃太郎が鬼退治に向かった島と言われ
鬼が住んでいたとされる大洞窟もあるとくれば
女木島のモチーフは鬼以外に思いあたりません。

瀬戸内海、特に高松近辺や周辺の島々は
個人的にも心寄せる大好きな場所。
思い入れと、目に浮かぶ風景がいっぱいあるせいか
その土地で生まれた共感できる商品に出会えるって
思いのほかうれしいもんだなあと、しみじみ実感中。

かわいいだけでは終わらないあれこれが潜んでいることを
少しだけ知っておいてもらえれば。


試作の数々、工場の風景

高松からすぐ、女木島は鬼ヶ島と言われています


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ふわふわの続き

話は戻って、ふわふわについて
もうちょっとだけ付け加えさせてください。

見た目にわかる表面上のふわふわはもちろん
内側の裏起毛ってやつが、さらにすごいんです。

繊維をかき出して毛を立たせる裏起毛という加工を
フクシンでは、チーゼルというトゲトゲ植物の実を使い
職人がひとつずつ昔ながらの手作業を施しているそうで
それはもう、夢見心地のきもちよさ!

タグには、パッケージとしてのしかけだけではなく
裏側にそういった手袋豆知識も添えられています。

クリスマスと、お正月を間近にしたこの季節
プレゼントやお年玉の代わりに
大人の自己満足だけではなく
子どもたちの笑顔も予感できます。

「現金のほうが‥」なんて言い出さないくらいの
まだ小さな子どもの手に、ちょうどいいサイズ感。
手が小さければ、1年生くらいがギリギリかな?

季節を問わず、日本らしさを求められる贈り物にも
頭の片隅にぜひ。ときどき思い出してください。


<使用上の注意> 
・洗濯は中性洗剤を使用し、弱く手洗いしてください。
・液温は30度ぐらいが適当です。
・手絞りは弱く、日陰で平干しにしてください。


高橋信雅さんについてはこちら
> NOBUMASA TAKAHASHI WEB

高橋さんデザインのヌーベル和三盆「ガイコツ」
> 「すれちがう想い」

「立体手袋」を企画した株式会社NNについて
> 株式会社NN

株式会社NNが企画した「肉タオル」もご覧ください
> 「伝説になるかどうかはあなた次第」


手袋の内側は夢見心地のやわらかさ

裏側には手袋の豆知識を添えて