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ウルトラちび!

商品番号tk019400
商品名

ウルトラちびマッチ(6個セット)

価格

¥880(税込)

限定数

サイズ

23mm×17mm×10mm(1個)
46mm×52mm×10mm(6個セット)

素材
支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

167円 (メール便でポストへお届けの場合)
520円 (レターパックで直接受け渡しの場合)

納期

1週間程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。

バイヤーヤナギサワ

おかしなスケール感

2年以上前になると思います。

いまや定番商品となった、肉タオルを見せてもらいに
板橋の古い一軒家、ばあちゃんハウスを訪問したときのこと。

現地での詳細は、肉タオルのページをご覧いただくとして
帰り道、オリジナルと思しきいくつかのグッズを
おみやげにと、持たせてもらったんです。

そのなかに、この小さな箱がひとつ。
どこか見覚えのある箱の側面、茶色い部分に
ピンとはきたんですけど、まさかね。

箱を開けると、律儀に並んだ棒は寸足らず
やっぱりとびっくりが同居する、正真正銘のマッチ。
ちゃんと使える、ただ極端に小さいだけの。

会社のデスクの一番上の引き出しに
かれこれ2年以上、妙に大事に保管していました。
ときどき手にとって眺めてみたりして。

希少な雰囲気から、ノベルティか何かだと勘違いして
生産や販売を続けているものだなんて‥
いやぁ、声をかけてもらって、ほんとうによかった。
めでたく、紹介のチャンス到来です。

何かがおかしい?

6箱で1セット


dot_line.gif

気になっていた絵

いつだか、どこかで見かけた1枚の絵。
すてきだなーと思って、名前だけを手がかりに
行き着いたホームページで目にしたのは
どれもこれも気になる絵ばかり。ずっと頭に残っていました。

で、板橋のばあちゃんハウス。
わたしにとっては、もうひとつ衝撃的な事件があったんです。

肉タオルの作者、蒔田さんに話を聞かせてもらっていると
階段をふらりと下りてきて、途中から話に加わる男性が。

絵を描いていると聞いて
屋根裏の、秘密基地みたいなアトリエを案内してもらうと
なんと、あの気になっていた絵がいっぱい!!
この人がもしや、あの絵を描いた高橋信雅さん?

至るところ画材が溢れ、絵という絵が壁や床を占拠し
そこには、想像以上に様々な技法が使われていて。
高橋さんの脳ミソをのぞかせてもらったような
混沌としたアトリエは、神々しい場所にも感じられました。

そんなわけで、このウルトラちびマッチが
わたしが初めて手にした高橋さんの絵です。

さて、ウルトラちびマッチの誕生について。
バックパッカーでもある高橋さんの妻、光穂さんが
ヨーロッパで小さなマッチを発見し
おみやげとして持ち帰ったところから、企画は始まります。

あまり見たことがないモノなので、調べてみると
プロモーションマッチとして、昔は日本でもつくられていたもの。
生産が廃り機械は捨てられ、いまでは制作業者が見つかりません。

意を決して、日本燐寸工業会に問い合わせたところ
機械を倉庫にしまっていた1社を、奇跡的に発見!
ただし、小ロットとなると、なにぶん予算が高すぎます。
企画は面白い、制作もできる、しかしここは断念か‥。

いや、それでは面白くない!何とか作ってしまおう!

高橋さん率いる株式会社NNのなかで
かねてから構想していたプロダクトチームが始動!
名前は「SLEEPING GHOST」です。


懐かしさとユーモアを感じるイラスト

両面ともにプリントされています


dot_line.gif

ゴーストが目を覚ます

実現化しにくい商品=眠れるゴースト
つまり、「SLEEPING GHOST」

存在したらすごく面白いのに
予算や制作方法が理由で実現化しにくい商品を
思い切って作ってしまうことが、コンセプト。

目をつぶって突き進めるのか、度胸が試される反面
アーティストの視点で考えてみれば
他に真似のできない独創的な作品づくりにも値する。
両者のバランスに、緊張感が漂うプロジェクトです。

今回のゴースト、出来上がったマッチはなるほど
目にすれば誰もが驚きそうな、劇的ちびサイズ!

マッチ本体は、折りたたみ式のブックマッチの軸を
スケールはそのまま、長さを半分くらいに詰めたもの。
6個1セットで、ビニールをくるくると剥がすタイプの
キャラメル包装が施されています。

懐かしさとユーモアを感じる、古き良き時代の世界の風景。
箱の両面に印刷された高橋さんのイラストが
思い切りのいいちびマッチに、大人の滑稽をのぞかせます。

まあ、日常的に消費するマッチとしては
おすすめといったらうそになるかもしれませんが
プロモーションマッチとして活躍していただけあって
洒落っ気、茶目っ気には、事欠きません。

コレクターもいるという奥深いマッチの世界ですが
火がない!なんて普通に困っている人にも
そっと差し出して、驚かせたくなるようなマッチです。


高橋信雅さんのホームページ
> NOBUMASA TAKAHASHI WEB

高橋さんデザインのヌーベル和三盆「ガイコツ」
> 「すれちがう想い」

「ウルトラちびマッチ」を企画した株式会社NNについて
> 株式会社NN

株式会社NNが企画したその他の商品
> 「伝説になるかどうかはあなた次第」
> 「富士山、あらわる」


普通サイズのマッチと

小さくたって、ちゃんと使えます!