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ふっくらさくら

商品番号tk014100
商品名

すみだ焼き器

価格

¥7,800(税込)

限定数

サイズ

おおよそ 直径190mm×長さ380mm

素材

本体 : アルミニウム合金鋳物
ハンドル : 天然木(赤樫)

支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

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納期

約1週間 

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。
電磁調理器では使用できません。

バイヤーヤナギサワ

1つの魅力、5つの構成力

打楽器を思わせるような、不思議な姿。
よく見ると、丸みを帯びたパーツは花びら
5枚でさくらの花がひとつ完成します。

たこ焼き、鯛焼き、どら焼き、人形焼、お好み焼き
考えてみれば、日本に山とある焼きのかたちに
今日から新しく加わるのが、このすみだ焼きです。

見るからに、ふっくらやわらかな焼き上がりと
型の内側に施された細工で
花びらの表情が一層豊かになって
目で楽しむおいしさに、まずは大満足。

待てずにいますぐほうばりたくなっちゃう‥
やっぱり、こっちが本音かも!

ひとつだって十分に可憐。
でも、集まって新たな形が生まれる焼きのアイデアは
初めて出会った気がしませんか?


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やぼったくない

さくらの形が、なぜにすみだ焼き?
そうですね、たしかに気になります。

ひとつ、この焼き器をつくるのは墨田区の鈴木合金工業
ふたつ、墨田区はなんとお花見の発祥地だそうで(驚き!)

ちょっと季節を通り越してしまったけれど
お花見にちなんで生まれた、正真正銘墨田発の焼き提案
だからすみだ焼き!中央部には控えめに hanami の文字が。

今回、制作の現場に伺って初めて知り得たこと。
近ごろ話題の東京スカイツリー、お膝元の墨田区には
まだまだたくさんのメーカーや町工場が存在し
日本のものづくりの伝統が脈々と息づいていました。

同じ東京にいながら全く知る機会がなかったので
何をつくるにしても、どこで制作をお願いできるのか‥
と、いつも頭を悩ませている身としては
帰り道、心強い気持ちに包まれながら
スカイツリーを見上げることができました。

墨田区で進んでいる一大プロジェクト、それは
区内企業の自社ブランド商品の開発を区が支援し
デザインプロデューサーたちの力を借りながら
地域ブランドを発信し墨田区の魅力を伝えていく試みです。
ものづくりを引き継ぐ若手が絶えつつある現状を聞くと
それもまた、ひとつのきっかけになっているように思います。

> 墨田 Hanami プロジェクト

鈴木合金工業は、普段は人の目に触れることの少ない
印刷機やフォークリフトの機械部品を製造してきた会社。
このプロジェクトに参加したことで
初めて部品ではない商品をつくったと聞き
そんなことができるんだ!と、とにかくびっくり。
分野が違えば工場も違うもの。
完全なる思い込みは、うれしい方向に裏切られました。

要は、生産性や効率などの諸事情によって
手を広げることチャレンジすることより専門化に走った結果
分野ごとに細分化された世の中がつくられたんだなあ。
専門化が進んでこそ技術が発達してきた歴史も踏まえつつ
当たり前だけど、やる気さえあればできることはあるんだ。

さて、すみだ焼き器です。
やぼったくない!ここで言いたいのは操作性の話。
伝わりますかね。重さや感触や動きやもろもろ
ときどき出会う、やぼったいなあって道具のあの感じ。

日本のものづくりの質の高さは、やはりほんもの
使い心地のよさが、いちばんにぐっときたポイントでした。
だって、手にしっくり、軽くて薄くて、操作性に優れてます。

ワッフルや鯛焼き、コンロで火にかける市販の焼き器
買ってみたはいいけど一度使ったきりでお蔵入り
そのパターン、多くは海外製の大量生産品かも?
価格は手頃でよかったけれど、腱鞘炎になりそうな重さと
使い勝手のやぼったさに、段々と出番が減ってきて‥

大量生産のものと比べてしまえば
すみだ焼き器は、たしかに少し値が張ります。
それは、ほとんどの加工を
職人がひとつずつ手作業で行っているから。
ハンドルに使われている木部の加工すら外注せずに
金属加工専門の自社で初めて手づくりに挑戦
自社ブランドと言うにふさわしい、力の入りようです。

手にしっくりとなじむハンドルの感触
金属部分は、アルミニウム合金を使って軽く薄く仕上げ
女性にも取り扱いのしやすい使い心地。
出番の多い道具に成長してくれるのでは
持った瞬間、そんな期待が高まってきます。

日本には、まだ胸を張れる仕事がちゃんとある!
そんなことが伝わってくる、愛着のもてる商品です。


中央部、控えめに印された hanami の文字

スカイツリーの足元に、ものづくりの現場を見ました

素材と薄さで軽やかな仕上がり

木材の加工も自社で初挑戦!


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つくってみよう!

出番の多い道具にするには、アイデアだって必要。
ホットケーキミックスにあんこを詰めるだけでは
登場回数も数えるほど、と想像がつきます。

そんなわけでつくりました、オリジナルレシピ集!
フードコーディネーターとつくった3つのレシピが
お届けするすみだ焼き器に同封されています。

詳しいレシピはそちらをご覧いただくとして
よだれの出そうなおいしい写真を先行してご紹介。

表面はフッ素樹脂加工をしているので
フライパンのように、テフロンが機能している間は油いらず。
IHでは使えないので、ガスコンロでお楽しみください。


■桜のかすてら焼き
市販のパンケーキミックスを使って
マドレーヌサイズのおやつが完成。
好みの風味を生地に混ぜ込んでみたり
ジャム・クリーム・あんこを挟んだり、つけて食べるもよし。

■おつまみチーズ焼き
大人目線でぐっとくる、お酒にぴったりのおつまみ。
野菜やソーセージを沈めたっぷりのチーズをまぶして
お好み焼きともピザとも言えぬ食感が楽しみです。

■はなみもちもち
桜あんを詰めただけではなく、生地にもこだわりが。
米粉(または上新粉)とタピオカ粉を使った生地で
外はカリッと中はもちっと。新しい和菓子の誕生です。


お花見シーズンの活躍はもちろん
BBQの変化球に、焼き器ごと持参するのもいいアイデア。
日々のおやつやおつまみ、朝食の出番もあれば
和を感じるさくらの形は海外のお客さまにも喜ばれそう。

使いやすさを実感してもらえれば、使いこなすための
レシピはきっといくらでも浮かんでくるもの。
両側にごはんを詰めて、緊張感の中えいやっと閉じれば
焼きおにぎりもできるかな?なんて荒技を考えてみたり。

とびっきりのレシピが出来上がったら、ぜひ情報を!
このページでの紹介を検討してみたいです。


桜のかすてら焼き  基本中の基本レシピ

おつまみチーズ焼き  ビールやワインが外せません!

はなみもちもち  米粉とタピオカ粉で外はカリッ中はもちっと