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乙女の作業着

商品番号tk024103
商品名

佳奈さんの地下足袋

価格

裏の刺繍なし:¥12,960(税込)
裏の刺繍あり:¥16,200(税込)

限定数

サイズ

24cmから28cm

素材
支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

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納期

2ヶ月程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。
注意点に関しては、本文も必ずご一読ください。

バイヤーチバ

ピンクの衝撃

出会いは、いつも突然で衝撃的。

ここにいくつか写真を載せている中でも、ひときわ目を引くピンクの地下足袋。出会った瞬間、ビビッドなその色合いに、思わず目を奪われて。

何それ!?かわいい!!

履いていたのは、密買東京でもお馴染み、というか無くてはならない存在の日野明子さん。毎年恒例になった松本のクラフトフェアでのことでした。

いつもは、どちらかというとモノトーン系&ナチュラル系な印象の日野さんの足元に、思いがけず発見したピンクの地下足袋。

聞けば、富山の高岡で出会った女の子にお願いをして作ってもらった、と。そして、ベースの足袋は好きな色がリクエストできるよ!とのこと。

これは気になる。会いに行こう!
ということで、今回も日野さんに紹介をお願いしたのです。

これが、松本で出会った日野さんの地下足袋。
日野さんからのお題「木瓜(ぼけ)」を刺繍した作品です。

作品は全て一点もの。ベースになる地下足袋を、ご希望の色に染めてから、いただいたお題に合わせて刺繍します。

ゆったりしたシルエットのパンツやスカートに合いそうです。ちなみに、今回は日野さんが松本で履いて土で汚れていたものを借りて、洗ってから撮影。(なので、若干の汚れと使用感あり。)

足首の部分は、フックを掛ける位置によって4段階のサイズに調整できます。

日野さんのは、裏側にも刺繍をしたバージョン。折り返して履いてもかわいいです。(もっといっぱい折ってもかわいい。)


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乙女の日常

そんなわけで、会うことになったのが、この地下足袋を作っている佳奈さん。

いざ、高岡へ!
と意気込んでいたけれど、実は少し前に東京に引越してきていたという佳奈さんと会ったのは、いつものボクらのオフィスでした。

こんなにかわいい刺繍を作っている佳奈さん。
服飾系の出身かな、と思いきや、高岡での大学生時代に学んでいたのは金工だそうで...いったい、それがなぜ?

実は、鋳物の仕上げのときに「足で押さえて磨く」みたいな作業が多いそうで、靴下がすぐに破けてしまうのが悩みの種だっだのだとか。そこで作業着として地下足袋を履くようになった、というのが始まりだそうです。

でも、乙女の日常に、無愛想な無地の地下足袋...というのは許されなかったようで、元は真っ白だった足袋を染め、色とりどりの糸で刺繍を施し、でき上がったのがこの地下足袋です。

そしてもう1つ、佳奈さんの代表的なアイテムに「ズック」があるのですが、これはいわゆる懐かしい学校の上履き。同じように染め上げて刺繍して、かわいらしい見た目に生まれ変わらせたものを、いつも履いていたそうです。

それを自分用だけじゃなく、仲の良い友達にも作ってあげたり、というところから、大舘さんの作家人生は、静かにスタートすることになります。


爽やかな水色をベースにした、こちらのテーマは...

富山湾の名物、ホタルイカ。

キラキラのラインストーンを使った表現もかわいいです。

青い丸の部分は、染めたのではなくて、透ける生地を縫い付けたもの。


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色も刺繍もオーダーメイドで

で、さっきも書いたように、元々白い地下足袋を染めるところからスタートするので、ベースの足袋はどんな色にでも染められます。

そして、そこに載せる刺繍も決まった図柄があるわけではなくて、オーダーの際にテーマを佳奈さんに伝えて、それを元に佳奈さんが刺繍で描く、という方式。

なので、注文の際には、足袋の色と、刺繍のお題について、ご希望をお知らせください。

それから、足袋の足首の部分は、閉めて履くこともできるし、開けたまま履いても可愛いので、この部分の裏側にも刺繍をする、ということが可能です。

ただし、この場合には足袋を一度分解して、刺繍をした後に元に戻すので、ちょっと値段が変わります。

あと、逆に裏に刺繍をしない場合には、裏側に刺繍の糸が見えてくるので、足首の部分を裏返して履くことはできなくなります。

ちなみに、ボクが最初に見た日野さんの足袋は、日野さんの屋号「スタジオ木瓜」にちなんで、木瓜(ぼけ)の花が刺繍されていて、足首の裏側にも刺繍が。開くとこれまた可愛らしくなるのです。

足袋自体は、お祭りなどの時に履く市販のもので、底の部分が薄いので、1サイズ大きめをオーダーして中にしっかり靴下(指のあるやつ)を履くのがお薦め。

足首は4段階の太さで締められるようになっているので、ちょっと足が太くて心配、という方も大丈夫だと思います。

もともとの足袋は生地も縫い糸も白ですが、染めるときに縫い糸は染まらずに白く残るので、それも模様のように見えて、ちょっと面白い感じになるのが特徴です。

もちろん、日常のお出かけに履くオシャレ着として、使っていただけたら嬉しいです。

ちなみに、汚れたら洗濯も可能ですが、その場合は中性洗剤を溶かしたぬるま湯に少しつけてから、優しく手洗いでお願いします。刺繍部分には、くれぐれも気をつけて。そして手染めなので多少色落ちをする場合がありますが、ご了承を。あとはネットに入れて脱水、風通しの良い日陰で乾かしてください。

ただし、キラキラのラインストーンが入ったものは、洗濯ができないので、ハードにガシガシ歩き倒したい、という方は事前にお知らせください。

それから、刺繍については足の指先など手の入らない部分にはできないので、こちらもあらかじめご了承を。


こちらも、富山湾のホタルイカと夜景をテーマにした作品。
染めの部分もグラデーションの特別仕様。

これまではカラフルでガーリーな作品が多かったのですが、これからはもう少し違う表現にも挑戦してみたい、という佳奈さん。

こちらはさらに若々しいピンクに、花のモチーフ。
伸び伸びと刺繍してる感じが、可愛らしいです。

足袋は縫い糸の部分が染まらずに、白くアクセントのようになります。


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図工女子って?

さて、こんな色鮮やかな足袋を作っているのは、どんな人なのかと、会える日を楽しみにしていたのですが、会ってみると意外と言うか何と言うか、佳奈さんはすごくほんわかした雰囲気の可愛らしい人なのでした。

で、そんなのんびりした雰囲気の佳奈さんが、自分と友達用に作っていたズックや足袋。それがどのようにして世の中に出てきたのか?

実は、佳奈さんは今、高岡の女性作家が集まって作った5人組のユニット「図工女子」のメンバーとして活動をしています。

大学を卒業した後、母校の富山大学芸術文化学部が運営している「芸文ギャラリー」で働き始めた佳奈さん。

そこで、この地下足袋やズックのオーダーを受けて製作をするという活動も始めることになるのですが、その芸文ギャラリーを中心に立ち上がったのが、この図工女子なのです。

テーマはずばり、カラフルでガーリー。
まさに佳奈さんの作風もガーリーど真ん中という感じです。

今は、東京に拠点を移して、ある有名なアーティストのアシスタントをしながら、自分の制作活動も続けている佳奈さん。

図工女子としての活動は、ガーリー一直線ですが、今回はそれだけじゃなくて違う表現にも挑戦したい、という佳奈さん。面白いテーマでのご注文お待ちしてます。


図工女子の展示風景。まさに女の子の部屋のよう。

足袋もありました。

こちらが、佳奈さんのもう1つの作品「ズック」。
カラフルでキュート。色のバリエーションは無限です。

図工女子のみなさん。そして右が佳奈さん。