「掃印」でお掃除三昧
商品番号 | tk002202 |
商品名 | 掃印 |
価格 | 掛けほうき:¥10,290(税込) |
限定数 | 販売終了 b> |
サイズ | 掛けほうき:W240mm×H800mm |
素材 | - |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | 1点あたり¥735(税込、全国一律) |
納期 | |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | mikayama |
肩の力を抜いて掃除をしよう!
ダ○ソンの掃除機あるじゃないですか。
きらいじゃないですよ。
きらいじゃないんですけど、ちょっと力入りすぎてない?って、時々思ったりもするんです。そんなに吸引しなくてもいいじゃん、って。
日々の生活、例えば掃除って、もう少し気軽にもう少し楽しくできればいいな、って思います。僕自身、本当にそうしないと疲れてしまうので。
今回、ご紹介するのはそんな肩から力の抜けた、だけど使っていて、そばに置いていて本当に楽しい掃除用具「掃印」です。
掃除を楽しくする・・・
その名も「掃印」!
前掛けまでして気軽にお掃除です
生活の中でリアルに使えるものをデザインしたい
そもそもは、業務用雑巾やタオルなどを作っている日東リビングの社長、鳥山さんが掃除用具のリブランディングを考え声かけをしたそうです。そこで、白羽の矢が立ったのがなぜか雑巾掛けが大好きな大治将典さん。この掃印のデザイナーです。
ま、そうはいってもいわゆるデザイナー的なかっこいい方ではなく、程よく力の抜けたいい感じの方なのですが。(いや、大治さんは広島男前男児です!)
この大治さん。話を聞いていると、デザインに関してとても明確なスタンスを持っている方で。
「デザインの視点が入っているんだけど、デザイナーズっぽくなく、生活の中でリアルに使えるものをデザインしたい。」と。
なんだか、禅問答みたいですが言いたいことがすごく伝わってきた感じがしたんです。
そして、自分の身の回りにそういうデザイナーズっぽいものが多いなぁ、と実感。
用途に合わせて(左)掛け不精ほうき(中)掛けほうき(右)掛けとさか
編み込みが本当にきれい
掛けて保管すると穂先が曲がりません
大治さんが掃印をデザインするときに考えたこと
そもそも、みんなきれいな部屋の方がうれしいはず。
それじゃ、掃除をなんで面倒くさがるんだろう?
掃除道具を出したりしまったりするのが面倒くさいから、掃除って面倒くさいのでは?
大治さんは掃除用具をリブランディングするにあたり、こんなことを考えました。
そこで「掃印」の掃除道具シリーズは、日々の生活の中で油断すると(というか、キチッとしていると)押入れの奥に隠されがちな掃除道具を、身近に置いておいても楽しくなるように、そして掃除がもっと身近になるようにつくられたもの、なんです。
そんな「掃印」の中から今回ご紹介するのは「掛けほうき」「トートバケツ」「前掛け」の3種類。
やはり、一番の目玉は「掛けほうき」。
たまたま、大治さんが上記の日東リビングの鳥山さんから声がかかるちょっと前に、プライベートで白木屋商店のほうきを友人から紹介されて「いいほうきだなぁ。」と見ていたところから、「あっ、掃除用具なら白木屋商店さんに声かけよう」と考え、実現した一品。
(日東リビングは日本橋小伝馬町、白木屋商店は京橋と近くで、どちらも歴史あるメーカーだったこともあり旧知の中でとんとん拍子に話は進んだそうで。)
この「掛けほうき」、ドアノブや椅子の背もたれ、壁のフックなどに掛けられるように持ち手が傘の柄のようになっています。こうしておくと、ほうきの命「穂先」の部分がぐにゃっと曲げずに保管できます。
また、持ち手の風合いももちろんですが、やはり編みこみ。本当にきれいなので側に置いておいても全然違和感ありません!
他にもトートバックのようなバケツ「トートバケツ」。
部屋の中にバケツがあるのはなんか変だけど、トートバックのような持ち手をつけたら部屋の中にあっても違和感がなくなるのでは?と。もちろん、掃除のためのバケツとしてもつかえるけど、野菜ストッカーやマガジンラック、スリッパ入れ。バケツって考え方を変えたらもっといろんな使い方ができそうだと思ってデザインしたそうです。なんかピクニックとかに持ってって、ビールとか冷やしておくのにすごくよさそう。
さらに、「前掛け」。
これもよくあるデザインを踏襲しているのですが、ポケットがついてます。
想像すると分かるのですが、前掛けを巻いてしまうとズボンのポケットが使えなくなってしまうんですね。だけど、前掛けを巻かなきゃいけない状況って、意外にポケットを使う機会が多い。じゃ、つけてあげようよ、と。
トートバケツは持ちやすいように横長
なんか本当にハッピーなんです
分かりにくいけど腰紐の辺りにポケットが
使い込んでくといい感じ
デザインの効用
もしかしたら、やっていることはすごく単純です。
でも、それが加わることによって本当に使いやすく、楽しくなるというのは本来のデザインの効用である気もします。
大治さんにとってデザインとは、見た目というより機能まで含めて考え直し、より使いやすいものに、本来の用途以外でも生活に合わせて使えるように再構築していく作業なのかも。ただ、「そうすると大治さんって普通のデザインだけをするデザイナーではないですよね?」と聞いてみると、「そうなんですよね。でもデザイナーという言葉以外に説明することが難しくって。」と。
これからも、「掃印」以外にいろいろな日用品のプロジェクトが進行しているそうな。で、僕たちの身の回りがちょっとずつ楽しくなっていったら本当にいいな、と思ったりする今日この頃なわけです。
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