こけしゃ！！

育てよう！　まだ完成じゃないよ。

こけしゃはコケでできています。当たり前ですが．．．

コケは生きている。
こけしゃも生きている。

だから、このこけしゃは、こけしゃが喜ぶ環境で大事に育ててあげると、まだまだ成長するんだそうです。今は木でできた車にコケが植えられているけど、コケたちがどんどん成長してくると、木の部分もコケが覆うようになってくる！すごい！ホントのこけしゃになるんです。

みなさん、こけしゃを育てましょう！

そう言えば、ウチの盆栽もコケがだいぶ成長して、器からこぼれそうになってきました。こういうことか！すごいぞこけしゃ！

じゃあ、こけしゃが喜ぶ環境って？

こけしゃを作ってらっしゃる、YARDの梅津さんにお話を聞きました。

大事なのは、風通しと光、そして水分。

基本的には、ずっと室内にいると、こけしゃは死んでしまいます。風通しがとても大事なんです。だから、もしベランダのない都会のマンションとかの方だと、こけしゃを育てるのは無理かも。残念ですが。

そして、意外だったのは、コケは実は太陽の光が好きってこと。１日全く日の当たらない場所にいると、これまた、こけしゃは死んでしまうらしいです。もちろん、日に当たりすぎるとカラカラになってしまいますが、適度な太陽は必要だそうです。特に午前中日が当たる場所がお好みらしい。コケというと、ジメジメした日陰にいそうな感じですが、完全に太陽のない場所に生えるのは、藻で、コケではないらしいのです。

あとは、水分。こけしゃのベースは排水を良くしつつ、保水性を持たせてあります。でもやっぱり、カラカラにならないように、見てあげないといけないのは確か。季節にもよりますが、基本的に毎日の水やりは欠かせないかも。詳しくは、YARDさんからの説明書が付いてくるので、読んでみてください。

さてさてどうでしょう？こけしゃ育ててみたくなりましたか？
是非、かわいがって欲しいです。そして、休日は散歩に。

という訳で、こけしゃは生き物なので、沢山作ることはできません。数は限定になってます。そして、ご注文いただいてから作ることになりますので、お届けまで少々お時間をいただきます。

出会い、そして偶然。

展示会で、こけしゃに出会った数日後、マブダチの照明デザイナー村角さん（Spangle）のところに遊びに行ったんです。
> spangle

そしたら、何気なく見ていた資料の中に「YARD」の文字を発見！思わず「こけしゃ！こけしゃ！」と意味不明に叫んでしまいました。

聞けば、村角さんもYARDの梅津さんと仕事をしたりしているそうで、さっそく「紹介して！紹介して！」とガッツき、梅津さんと会うことができたのです。

YARDさんは、ランドスケープデザインを中心に、色々活動されていて、こけしゃ以外にもランドスケープに関係するようなプロダクトを作っていたり、千駄ヶ谷のカフェ（TAS YARD）に併設してショップを開いていたり、幅広く活動されています。

先日お邪魔した、オフィスとご自宅の入った建物も、とても素敵でした。梅津さんもとても素敵な方で、こんな大人になりたい、のお手本のような方。

ちなみに、千駄ヶ谷のカフェTAS YARDは、ウチのオフィスのすぐそばなので、度々利用させてもらってます。お近くの方は、是非。
> YARD
> TAS YARD タスヤード