もう迷わない!
商品番号 | tk003703 |
商品名 | Hand Stitching Knit Umbrella Charm |
価格 | Hand Stitching Knit Umbrella Charm: |
限定数 | Hand Stitching Knit Umbrella Charm: |
サイズ | Hand Stitching Knit Umbrella Charm: |
素材 | Hand Stitching Knit Umbrella Charm: |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | Hand Stitching Knit Umbrella Charm: |
納期 | 1週間程度 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | チバ |
ビニール傘が好き!
いきなり個人的なことですが、ビニール傘が好きです。
たぶん、そこらの普通の傘よりは、ずっと好きです。
間違っても、使い捨てだなんて思わない。
だってビニール傘って、プロダクトとしてかなり優秀なんじゃないかと思うんですよね。軽快だし、シンプルだし、それでいて安いし。
気分が暗くなりがちな雨の日も、待ち合わせ相手がなかなか来なくてイライラするときも、あの透明なビニールに当たる雨粒を見ていると、なんだか気が紛れます。透明だから、明るいし。
でも、もしかしたら、一番気に入っているのは、匿名的なところかもしれないですね。デザイナーや、ブランドの名前が入ってるわけでもなく、どこにでもある。そこに、妙な安心感がある気もします。
が、そこには弊害もある。
ボクだけかもしれないですが、どのビニール傘でもいいってわけじゃないんです。ちょっとしたこだわりもある。
背が高めなので、大きな65cmのものがいい。柄の部分が黒いヤツとかは、ちょっと避けたい。できれば、骨の先が丸いのも避けたいところ。半透明のヤツとかは意外と好きです。
なのに!
ビニール傘に無関心な人はかなり多いようで、結構な確率で入れ替わる。お店の傘立てなんかに入れておくと、だいたい他のビニール傘に入れ替わってしまう。小さくなったり、古くなったり、サビサビになったり、何の間違いか柄の色が水色になったりするわけです。
これは、悲しい。
何度も言いますが、使い捨てじゃないんです。
いきなり話が大脱線しました...
Hand Stitching Knit Umbrella Charm(傘カバー)
かわいいです。早く連れて街に出たい!
このツギハギ感もかわいい。
靴下みたい。
先っちょもコロリと
もう迷わない!
そこで、こんな商品の登場です!
というわけでは必ずしもないんだけれど、初めて見たときに、これだ!と思ってしまいました。
ビニール傘にスポスポッとかぶせると、どこにでもあるビニール傘が世界で一つだけ自分だけの傘になってしまう。あの軽やかさを残しつつ、愛嬌のあるモコモコのニットで、愛着の湧く自分の傘に早変わり。
毛糸のぬいぐるみのようなこの感じが、なんともかわいいのも、気に入ってしまった理由の一つ。
ニットの古着を裁断して、つなぎ合わせ、刺繍などを入れて作られたこの傘カバー。一度服としての命を終えたニットを、単に古着として再利用するだけではなく、違うプロダクトとして、新しい命を吹き込み、価値を与えることで、元の価値さえ上回ってしまうような物として再び生き返らせたい。
さらに、使い捨てと考えられがちな、ビニール傘にも、ワンポイントを付け足してやることで、愛着が湧いて傘の寿命も延びるかもしれない。
デザイナーのAlexander Lee Changさんの、そんな真っすぐでロマンチックな思いの込められた作品です。
もう、傘立てから自分の傘を探し出すために、迷うことはありません。
世界で一つだけ。自分の傘に。
ほら!もう迷わない。
カラフルで楽しい!
先っちょもこんなに色とりどり
そしてもう一つ
同じブランドAlexanderLeeChangから、もう一つ気になるプロダクトを紹介します。それが、この箸入れ。
箸入れというと、箱型の入れ物に箸を入れて、カタカタ言わせながら学校に通った子供の頃を思い出しますが、これは、ハンカチのような布でクルクルと包むタイプ。
巻き上がると、なんだかアジアチックで愛らしい感じに。
そして、プリントされたアートワークがまたなんとも言葉にしがたい魅力のある作品です。描いているのは穴薪さん。
穴薪?
この不思議な魅力のある世界が妙に気になって、教えられたホームページを見てみたけれど、謎はますます深まるばかり。そして、ますます気になります。
気になる方はこちらから。
> ANAMACHY PAINTHING
こんな不思議世界をカバンの奥に忍ばせて、ランチタイムがさらに楽しみになってしまいそう。
Pay It Forward Hashi-Ire(箸入れ)
不思議な世界にズームイン
さらにズームイン
見たことないものが作りたい
今回ここで紹介する2点はどちらも雑貨的な物ですが、ChangさんがデザインをするAlexanderLeeChangはファッションブランドで、作っている服はどれも独創的。1点1点にChangさんの思いが込められていて、本当に好きになってしまいました。
出会ってまだ1年も経ってないですが、すでに何回か自分でも購入してしまったほど...
そんなChangさんとの出会いをくれたのは、以前紹介したアーティストのKim Songheさん。
> Kimさんのシャンデリア
> Kimさんのスニーカー
Changさんに会うといつも感じるのは、真面目な人だなっていう印象。
作っているものは、カラフルで、型通りなものなんてどこにも見当たらない独創的な世界。でもそれは、作り出すものと真正面から向き合って、丁寧に形にしていくChangさんの姿勢が表れているからこそ、気持ちよく心に響いてくるんだろうと思うんです。
なんていうか、センス良く簡単にまとめたり、小手先のテクニックで作ったり、単に奇をてらったりするのとはきっと正反対の世界。だから心惹かれてしまう。
でもChangさん、アパレルのデザインについての教育などは全く受けたことがないそうです。デザイナーになるきっかけ、それはスケートボード。
実はChangさんはプロのスケーターなのです。なのです、っていうか、カリスマ的なプロ・スケーターで超有名なんだとか。ファッションにもストリート系のことにも全く知識がなくて、お恥ずかしい限りですが...
でも、周りにいる何人かに聞いただけでも、本当にすごい人なんだと実感。
ウチのスタッフにも元スケーターがいるのですが、目の前にいるのがChangさんだと知った瞬間、ひれ伏さんばかりに恐縮していたほど。
スケートボードでも、Changさんのスタイルは、単に技をキレイに決める、完成度を高めるというだけでなく、独創的で、他の人とは全く違ったスタイルなんだとか。(前述のスタッフ談。)
きっとこの姿勢がChangさんの人生全てに貫かれているんでしょう。今回、改めてお話を聞きに行ったときにも、一番最初に口を突いて出てきた言葉、それは「見たことがないものを作りたい」という一言。
日本人と中国人のご両親を持ち、日本とアメリカを行き来して育ったというChangさん。そして、その環境を見事にクリエイションに昇華させているChangさんが、これから何に興味を向けて何を作っていくのか、目が離せないところです。
> AlexanderLeeChang|アレキサンダーリーチャン