おなかの弱い男子と腹巻

男子の正直な気持ち

でもね。
単純に僕はおなかが弱いタイプでして。こういう季節の変わり目には必ずといっていいほどおなかこわすんです。
ですので、腹巻は必需品でいくつか持っているのですが全てリアルなんですよ。なんていうか、おっさんの股引き的というか。別に一人のときにはよいのですが、相方がいるときには見るもおぞましい姿になってしまうんです。で、勝負腹巻みたいなものが欲しかったわけです。

いやね。
トキさんのニット作品を扱うにあたって、こんな紹介文を書くのもどうかと思うわけなのですが、男子の正直な気持ちとしてこういう側面はあるのかな、と。無駄に正直に。
トキさん、ほんとにごめんなさい。。。

そして、その数日後。
トキさんから連絡をもらいます。
「できたよ」って。
驚きましたね。ほんとに作ってくれたことにビックリ。で、いそいそと取りに行ったらなんかいい感じの腹巻が、そこに。

とにかく。
こんな腹巻、見たことなくて。なんか「ほぼ○」で腹巻が売れてるって聞くし、これ絶対に売れるんじゃないかと妙に確信して、今日この日を迎えるわけでした。

ドットのデザイン

トキさんはもともとグラフィックデザイナーです。（というか、今も。）学校を出てから5年ほどデザイン会社に勤めていたそうで、その会社を辞める1年ぐらい前に、ニットに出会ったそうです。トキさんのお母さんはニットをやっていたそうなのですが、トキさんは結構とんがっているので「こういうチマチマしたことは・・・」と敬遠していたようです。でも、仕事で使う機会があり、始めてみたら不思議とはまってしまって。

トキさんにとっては「ニット」と「グラフィックデザイン」は意外に似ている、と言っていました。「ドット」のデザインだから。
ただ、やはり「グラフィックデザイン」では質感を「ニット」ほど出すことは難しいので両方やっていることですごくバランスがとれている、と。多分、こういうアプローチでニットをやっている人って珍しいと思うんですよね。
あと、トキさんはすごく「楽しい」ということに注力します。色使いや質感が楽しいのももちろんですが、ライブニッティングっていうパフォーマンスを各所でやっていたりします。それなんて楽しませるニット作りの典型。音楽にあわせて即興で編んでっちゃうんですから。
たぶんこういうの、商業デザインをやっていたゆえの感性だと思うんですよね。人を楽しませることを本能的に目指すというか。

そんなトキさんは現在オリジナルの毛糸のプロデュースや本の執筆もしています。より楽しくニット作りをするための環境作りみたいなことをやっているんですね。
で、こんなことを説明していくと、すごくやり手の女性のように聞こえるかもしれないのですが、なんかかわいい女性です。プロ野球の始球式にアイドル枠で出たことがあるくらい。（カガリさん談）これはこれで、面白い話があるのですがまた今度。

あっ。そうそう。
男子目線の紹介なのでアレですが、この腹巻は普通に男女兼用。というか、女性サイズで作ってあるのであしからず。（より大きいサイズや小さいサイズをご希望される場合はお問い合わせください。）

トキさんの今後の活動について詳しくはこちらをご覧ください。
>mokely

お題をください

前にも書きましたが、トキさんは飽き性です。
ですので、皆さんからお題を頂いて作る「ヒトコト腹巻」というサービスを始めました！

仕組みは簡単！
買うときにコメント欄からお題を一つください。

ちなみに左の写真はサンプルで「クラゲ」と「肉」というお題で作られた腹巻です。こんな感じで突拍子も無いキーワードでも大丈夫ですし、「ピンクの」とか「暖かそうな」とか出来上がりがイメージしやすいキーワードでも大丈夫です。
それで、お金を払って1ヶ月待つと・・・
世界に一つの不思議な腹巻ができあがります！

ちなみに、当たり前ですがこのサービス。忠実に「肉」とか「クラゲ」とか、ヒトコトのお題を再現しようというものではありません。無理ですし。あくまでそのヒトコトでインスピレーションを受けて、トキさんが毛糸を選んで作る腹巻です。形も従来どおり筒状の腹巻です。
過剰には期待しないでくださいね。笑

さてさて。
これ、実際僕もやってみましたが、箱を開ける時のドキドキ感が結構楽しい！これから暖かくなる時期に微妙な感じではありますが、ぜひ試してみてください！

　
トキさんの他の商品はこちら。
> トキさんと赤ちゃん
> トキさん元気でした