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とある妄想の記録?

商品番号tk008103
商品名

Enzo Mariの本

価格

¥3,996(税込)

限定数

購入ページにてご確認ください

サイズ

W245mm×D18mm×H165mm
(62ページ)

素材
支払方法

銀行振込・クレジットカード決済(PayPal)

送料

164円(メール便でポストへお届けの場合)
宅急便の場合はこちら >

納期

1週間程度

備考

この商品は返品不可とさせていただきます。
写真の色は実物と異なる場合があります。

バイヤーチバ

色々驚かされます

ボクが、このスーパーかっこいい本に出会ったのは、たぶん10年ぐらい前。

吉祥寺にある三角のビル、あのいかすファミコン屋さんも入ってるあのビルの雑貨屋で見つけたこの本。手に取ってパラパラとめくったその瞬間、目に飛び込んで来た、見たこともない形の家具。

そこに並んでいたのは、まるで誰かがボクの為に作ってくれたんじゃないかと錯覚するぐらい、ヨダレものの大好物な造形の数々。

「なんじゃこりゃ」的な衝撃で、頭がクラクラしたまま、フラフラとレジに向かって買ってしまったのがこの本です。

以来、たまに本棚から取り出しては、ムフフと眺めて愉しんでいるわけですが。

実はこれ、家具の作品集ではなくて、作り方の解説になってる(ようです)本なので、いつか自分でも作ってみたいなと思いつつ、いや、本当に作ろうと思いつつ、今のところはまだこのすごい造形の世界を写真で見て愉しむだけで満足してしまっています。

といいつつ、もう10年近く。

まず目に飛び込んできた、このテーブルに度肝を抜かれ

このテーブルも、いつか作ってみたい


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最初にネタばらし

そうやって何年もこの本を愉しんできたわけですが、つい数ヶ月前まで全然気づいていなかったんです。実は、この本、Enzo Mariっていう有名なプロダクトデザイナーの著書なんだってこと。

皆さんご存知ですよね?Enzo Mari。

Enzo Mariと言えば、イタリアを代表する有名なデザイナー。
らしいですね。

いや、お恥ずかしながらデザイナーとか、おしゃれプロダクトとか全く興味も知識もなく、しかも有名であればあるほど、シュルシュルと音を立てて萎んでいく興味。なので、本当に数ヶ月前まで、「エンツォ・マーリ」なんて名前聞いたことも見たこともなく、というかこれを書いている今の時点でさえも、全く知識はありません。

さすがに、数時間前に少しネットで名前を検索したりしましたが。

実はちょうど数ヶ月前、ボクらが敬愛し、そして完全にお世話になりきっているt.c.k.wの立川裕大さんのお知恵をまたまた拝借すべく、渋谷の居酒屋にお呼び立てしてしまったときのこと。

立川さんの口から出た、「エンツォ・マーリ」という名前が気になって、たまには有名デザイナーのことも勉強しなきゃなーと思った、ちょうどその数日前、偶然にもボクはこの本を密買東京で紹介しようかなーと思って、オフィスの机の上に出しておいていたのです。

あまり人には教えたくない本だけど、密買東京でこっそり出すならいいかな、と思って。

だから、ふと机の上の本に目を落としたときに、表紙に書いてあるアルファベットが、もしかしたら、「え・ん・つ・ぉ・ま・ぁ・り」と読めるんじゃないか!?って気づいたときの驚きと言ったら!

> t.c.k.wのホームページ


これも模型で見ましたが、なかなかかっこ良かったです

これが上のテーブルの部材リスト!

これも、かなり考え抜かれた形


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そう、色々驚かされるんです

さらに恥を忍んで告白してしまいます。

驚いた理由は、他にもあるんです。

実は、英語ともう1ヶ国語(イタリア語ですが)、なにやらアルファベットで書かれているこの本。もちろん、どちらも苦手で読めないので、皆さんにこの本を紹介している今の時点でさえ、まだ1行も内容を読んでいません。ごめんなさい。

絵と図を見ては、勝手な世界を想像して楽しんでいたんです。それだけで充分に楽しめます。文字の読めない子供がやるあれです。

完全なる妄想の世界。

ボクの頭の中では、このかっこいい家具の考案者はアメリカのテキサスかどこかに昔いた、伝説的な日曜大工の達人、しかもかなり変人的なマッドサイエンティスト系の老人、ということになっていました。ちょっとアインシュタインっぽい爆発頭の開拓の民。

彼が残した伝説的な家具の作り方を、後世の人がまとめたのがこの本で、きっとEnzo Mariさんという人が、彼の功績を世に広めるべく研究をしたんだろうと。

的外れにも程がありますが、そんな妄想を10年近くも愉しんでいた訳です。


これなんか、リアルに欲しい


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理由はあるんです

だいたい毎日妄想ばかりしているボクですが、一応、訳も無くそんな妄想をしていたんじゃないってことだけ、最後に言わせていただきます。

そして、それがこの本の本当にすごいところでもあるんです。

この本に出てくる、無骨で惚れ惚れするような造形美を誇る家具の数々。最高にかっこいいわけですが、かっこいい以外にも全ての家具に共通する特徴があるんです。

それは、ほぼ全ての家具が、1種類か2種類の部材しか使っていないということ。そして、のこぎりで直角に切って、釘で打ち付けるだけで完成してしまうということ。特別な道具は一切不要です。

例えば、一番上に載せためちゃめちゃかっこいいテーブル。
このテーブルは、厚さ2.5cm×幅5cmの棒材と、厚さ2.5cm×幅20cmの板材だけでできています。しかも直角に切って、釘で打つだけで。

上から2番目のテーブルも同じ。厚さ2.5cm×幅5cmの棒材と、厚さ2.5cm×幅20cmの板材を直角に切るだけで作れます。

上から3番目のテーブルに至っては、厚さ2cm×幅10cmの板材だけでできているんです。

これは本当に驚異的です。

こんなに論理的で、実用的で、かつこんなにかっこいい家具を見たことがありません。というのは、ちょっと言いすぎかもしれませんが、この本のすごさ、そしてボクの妄想の理由はお分かりいただけたでしょうか?

それにしても、Enzo Mariすごいです。

いつか古材とかを使って、かっこ良く作ってみたいなと、まだまだ妄想は続きます。作ったら、またここでお知らせしますね。


この椅子がこれだけの部材と釘だけで作れますよ の図
さすがにこの形だと簡単ですが

ベッドシリーズはちょっと厳しいですね。収容所みたい。

表紙と背表紙。この人がEnzo Mariですかね?眠そうですが。