紙の動物園
商品番号 | tk029803 |
商品名 | TOP TO TAIL |
価格 | シロクマ以外:¥1,760(税込) |
限定数 | ― |
サイズ | パッケージ:w195mm×h315mm |
素材 | 紙 |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | 167円(DM便でポストへお届けの場合) |
納期 | 1週間程度 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | チバ |
かわいく、ほっこり、でも的確に
かわいい、だけじゃない。
動物たちの表情や質感を、スパッと的確に拾い上げ、それをほっこりと、でも高い技術で表現したペーパークラフト。名前は「TOP TO TAIL」
作家は、密買東京になくてはならない存在となった、「injan」和田恭侑(やすゆき)さん。2009年から毎年出しているペーパークラフトの年賀状を、心待ちにしている方も多いと思います。
2018年版の年賀状も間もなく発売予定ですが、その前に今回はこの動物のシリーズをご紹介します。
質感も動きも
動物は5種類。
何気ないポーズが愛くるしいパンダや、やさしく穏やかな顔をしたキリン、キリっとした雰囲気を漂わせているシロクマなど。
共通しているのは、実物のフォルムに近いのに、ちゃんと表情があるところ。切り抜いた紙を組み合わせるだけで、こんな雰囲気が作れてしまうのかと、和田さんの作品を見るといつも感心してしまいます。
それから体のパーツの一部が動くようになっているのも、ポイントです。例えばワニは、口をガバっと開けたり、尻尾をくねらせたり。他の動物たちも、首や頭が動いたりして、ポーズを変えることができます。
使う紙も、シロクマには上品な光沢のあるもの、ワニならゴツゴツと凹凸のあるものといった風に、動物の質感や雰囲気を表現するのにピッタリなものが選ばれています。
立体がすごい
でも一番すごいと思うのは、薄い一枚の紙からこんなにも色々な形の立体を作り出せるということと、それを組み合わせて形を自在に生み出す技術です。
例えば、ワニのふくらんだお腹、パンダのぽってりした頬や腕、シマウマのくびれた腰や、がっしりした後ろ足の付け根、キリンの頬や口元は今にも草をモグモグ食べ始めそうです。
平らな紙にテンションを加えて、立体にする手法。それは造形だけでなく、数学や物理の要素も併せ持っていて、高度な思考を要する技です。
子どもの頃からそれに触れていれば、さぞかし賢い子になるのではと。
お子さんから大人まで、皆さんで組み立てて楽しんでほしいプロダクトです。
出会いの思い出
実はこのTOP TO TAILのシリーズ、ボクにとっては懐かしい存在でした。
作者の和田さんに最初に会ったのが、2008年か2009年のこと。まだ学校を卒業したばかりだった和田さんが持ってきてくれた、たくさんの作品の中に、このTOP TO TAILの原型になっている動物たちがいたのです。
大きなワニを目の前で組み立ててくれたのが特に印象的で、今でも鮮明に覚えています。
学生時代に展示した「紙立やまたに動物園」という作品では、色々な動物を作っていて、このTOP TO TAILはそれがついに商品になったようなシリーズです。
他にもたくさん見せてもらった作品たち。そこに詰め込まれていたアイデアは、これからも商品になって世の中に出てくるのかもしれません。
これからも活躍が楽しみな和田さんです。
人気の年賀状も含め、これまで紹介した和田さんの商品はこちらから。
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(photo by Ikue Takizawa)
商品紹介の動画。途中で組み立ての様子も出てきます