都市の現場
商品番号 | tk030703 |
商品名 | under construction コシブクロ |
価格 | コシブクロ・セット |
限定数 | ― |
サイズ | ドダイ: |
素材 | 革、他 |
支払方法 | 銀行振込・クレジットカード決済(PayPal) |
送料 | 無料 |
納期 | 2 - 3ヶ月程度 |
備考 | この商品は返品不可とさせていただきます。 |
バイヤー | チバ |
憧れの装備
ガシャガシャと音を立て、たくさんの道具を腰にぶら下げる職人たち。
工事現場で目にするその雄姿に、思わず羨望の眼差しを向けてしまうのは、なぜなのでしょう。
そんな職人の装備、通称「腰袋」をモチーフに作られた、カガリユウスケのカバンです。
ハンマーやレンチなどに代わって装備されるのは、スマホにICカード、ペットボトルや鍵など。都市で生きるためのツールたち。
しかもそんなツールを装着する機能をパーツに分解し、ひとつひとつを着脱可能にしているのです。
カスタマイズする装備
「ドダイ」と名付けられた、ベースのショルダーバッグにパーツを装着して、自分の使い方に合わせたカスタマイズを楽しむこのプロダクト。
パーツはドダイの他に11種類。
大きく分けて2タイプあって、ドダイに「カラビナ」と呼ばれる穴の空いたパーツを取り付け、それに金具で装着する小さいパーツがまずひとつ。
「コイン」「ライター」「ペットボトル」「パス」「タブレット」「リールキー」という6種類がそれです。ちなみにここでいうタブレットとは端末ではなく、ミントの方。
もう1タイプが直接ドダイに装着するパーツで、「スマホ」「ノート」「ペン」「シガレット」がこのタイプ。ドダイのベルト部分に取り付けられるようになっています。
さらにこのタイプには、他のパーツを取り付けられるものもあって、例えばノートにペンを付けたり、シガレットにライターをつけたりすることが可能。
ドダイ以外にも、ベルトに付けたり、他のカバンに付けたりと、使い方のレパートリーはかなり広がりそうです。
壁とカガリくん
このサイトではすでに何度も登場している、このプロダクトの生みの親カガリくん。
初めての方は、このカバンの機能以上に、気になるポイントがあるかもしれません。
それはこの質感。革製のカバンと聞いてイメージするのとはかけ離れた、ゴツゴツ、ザラザラとしたその見た目、手触りです。
これは革の上から建築用のパテを塗り重ねて仕上げたもの。「壁を持ち歩く」というブランドのコンセプトそのままに、本物の壁のような質感のカバンを作り上げるのが、カガリユウスケの特徴です。
また建物の壁が、風雨にさらされてその姿を変えていくように、体や衣服、物などと接触することで、カバンの風合いは徐々に変化し、まるで何年もの歳月を経たような表情を手に入れるのです。
さらにこのシリーズには、長い時間をかけて風化したような表現があらかじめ施されたタイプ「都市型迷彩」もあります。
数十から百年ほど経ったのではないかと思わせるような、深く刻まれたその表情。それをさらに日々深化させていく楽しみを、ぜひ味わってほしいところです。
永遠のunder construction
このカバンはカガリユウスケの「under construction」というコレクションで発表されました。
文字通り工事現場をモチーフにした商品の数々によって構成されたコレクション。
壁や都市を題材に制作を続けるカガリくんにとって、工事現場はまさに心浮き立つ憧れの対象です。
構造体が築かれていく現場に生まれる、雑然としたカオスと、エネルギーに魅了され、それを創作への原動力へと変換するカガリくん。
やがて建物は完成の時を迎えますが、それは同時に風雨にさらされて汚れ、傷つき、ゆっくりと朽ちていく始まりの時でもあります。
経年変化によって生まれる美しい姿を心待ちにする彼にとって、それは完成までの長い道のりのスタート地点。
つまり都市はどこを切り取っても常に「under construction」であり、永遠に続く営みの中にあるともいえそうです。
そう考えるなら、このコシブクロはまさにそんな“現場”を象徴するプロダクトともいえるのかもしれません。
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